カンボジア日記第171号(vsBati U15)
សួស្តី!
昨日はバティU15さんにトレーニングマッチをしていただきました。
バティナショナルアカデミーは将来のカンボジア代表を育成することを目的に作られた施設で、天然芝3面、人工芝1面の素晴らしい環境でした。
今回の試合には、日本人の方はいらっしゃいませんでしたが日本人指導者の方々がカンボジアサッカー発展のため活動されています。
試合には1-0で勝つことができましたが、バティさんはカンボジアサッカー界ではあまり見ることのない走り続けられるチームでした。
また、選手の年齢もバティさんのほうが1年ほど低かったように思います。
最近の試合と比べると相手の強度が90分間を通してあまり落ちなかったため、最後の15分は自分たちのサッカーというよりも逃げ切ることで精一杯でした。
しかしながら何とか一つ一つの攻撃を凌ぎ、全員でゴールを守り抜くという経験ができたのはとても大きいと思います。
私たちのチームは目指しているサッカーからまだまだかけ離れています。
そのため、改めて試合を見返してみても課題がたくさん見つかりました。
しかし、勝ちながら課題を改善していくことに意味があると思います。
特にチーム内のモチベーションを高く保つためにも勝利が重要です。
チームが始動してから3連敗でしたが、引き分け、勝利と着実に結果もついてくるようになっているので子どもたちも嬉しそうに取り組んでくれています。
育成年代は勝利至上主義になってはいけませんが、試合を通して目指すものは勝利であるべきです。
負けていい試合はこの世に存在しません。
勝利をきっかけに子どもたちが成長できるように、試合に至るまでの過程を大切にしながらまた明日の練習から積み上げていきたいと思います。