カンボジア日記第145号(Bayon fc練習試合)
សួស្តី!
今日は私が所属しているBayon fcの練習試合でした。
相手はカンボジアの大学生。
若いチームでしたが、6-1で快勝することができました。
ローカルなピッチでカンボジアの方々と試合をさせていただく機会を得させてもらい、様々なことを感じますが、今日感じたのがフットボールの文化というものは一朝一夕では積み上がらないんだなということです。
昨日、カンボジアリーグを観戦し、自分が感じていたことがあったのでそこに共通するのですが、今日の大学生のプレーを見ていてもサッカーを考えてるなあと感じることは多くありませんでした。
カンボジアのレベルが低いとかそういう話ではなく、例えば、カンボジアリーグの観客のリアクションを見ていても、相手をかわしたとかトリッキーなプレーが起きたときに盛り上がります。
イングランドプレミアリーグのリアクションと比較してしまうと、サッカーの試合の中で必要なプレー、試合を動かすプレーに反応することが多くありません。
これはカンボジアのサッカー文化がまだまだ浅いからだと思います。
日本もヨーロッパや南米に比べればまだまだなのだと思いますが、カンボジアサッカーはより歴史が浅いため、私がプレーするローカルな場所だとより鮮明に国のサッカー文化が映し出されます。
グラスルーツや一般の方々がどのようにサッカーを捉え、プレーしているかがよくわかります。
このような文化の中でサッカーを指導させてもらうことには難しさも感じますが、相手の前提知識をよく捉えながら、なぜわからないんだと考えるのではなく、同じ目線に立って私も同じように子どもたちとサッカーについて少しずつ知見を深めていければなと改めて感じました。