カンボジア日記第175号(フレンドリーマッチ vsプノンペンアカデミー)
សួស្តី!
金曜日にプノンペンアカデミーさんとフレンドリーマッチを行いました。
結果は0-0の引き分け。
チームとして少しずつ積み重なってきていますが、自分としても改めてまだまだ力不足だなあと感じる試合となりました。
相手チームが組織的に振る舞うわけではなかったので、自分たちのインサイドハーフまで簡単にボールを運ぶことができました。
そこから仕留めきれればよかったのですが、相手のDFライン4枚とボランチの選手2枚は残り続けるので、自分たちが5、相手が6の構図に。
また、はやくボールを運べてしまっているがため、全員の押し上げが間に合わず、逆に失ったところから相手の前残りしている4枚の選手を起点にカウンターを許す展開となりました。
私たちが目指すサッカーとは違うオープンな展開になってしまい、全員でボールを運びながら攻撃しているときに守備の陣形を整える難しさを痛感しました。
もちろん、スピードアップしたときに相手最終ラインを崩すためのランニングや個人のクオリティが不足していたこともありますが、攻めながら守備の体制を整えるために自分たちでボールポゼッションしていくことがまだまだできません。
一人一人の技術もそうですし、次のプレーの予測を立てることがカンボジアの子どもたちは苦手なように見えます。
そこを何とかトレーニングで伝えていきたいです。
カンボジアではU16の試合でも90分のゲームを行うため、基礎体力の低い彼らにとってはかなりハードなものとなっています。
90分間のハードワークは難しいので自分たちでボールを握り、ゲームをコントロールできるようにまた明日からのトレーニングを積み重ねていきたいです。
私としても映像を振り返っていると褒める言葉が少なく、「come back!」とばかり叫んでいたので選手を乗せるコーチングを大切にしながら1週間取り組みたいと思います。