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感情の「原因」を言語化すること

不本意ながら、先月末にベンチャー企業を退職することになり、7月以降は起業の準備に取り掛かっています。

「起業準備」なんて言うと聞こえは良さそうですが、すごく自信のある事業アイデアや希少性の高いスキルが今の段階であるわけではありません。。。

なぜ起業を考えているのか?
なぜあえて転職ではなく起業なのか?
起業をして何がしたいのか?

この辺りのことについては、おいおいこのnoteでも書きたいと思います。
ただ一つ今言えることは、だんだん自分自身が「やりたいこと」と「できること」が分かってきて、自己成長のためとか、会社の成長のためとかじゃく、社会というか人のために、自分の力を活かしたいという思いがあります。

2011年3月11日、僕は仙台市内で震災に遭い、転勤で行っていた仙台では近くに頼りになる人もほぼいず、当時2歳の子どもと奥さんの3人で数週間、厳しい避難生活を送っていたのですが、「自分は生きているんじゃない、生かされているんだ」ということを、この時以上に感じたことはありません。

この震災が自分にとってのターニングポイントであり、直近のどん底人生を経て、今、人のために頑張りたいという思いです。

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前段が長くなってしまいましたが、見出しに書いた感情の「原因」を言語化することに関して。

ストレスのかかっていた職場から離れたことで、少しは楽に日々の生活は送っているものの、無職であることに不安や焦りがあります。ずっとではないですが。そんな時には、「なんで不安におもっているのか?」という不安の原因を自問自答して、自分なりに言葉で表現すると多少スッキリします

不安や憂うつの原因が「将来の不確実性や不透明性」に帰着することが多いことは既知なことですが、将来のことなんて誰にも分らないので、わからないことに不安を持ってもしょうがないと。。そうじゃなくて、少しでも見通しの明るい将来にするために、今何をした方が良いのかを考えることは、たぶん誰にでもできる作業だと思います。例えば、

自分:「俺、このままで大丈夫かな(不安)…」
天の声:「何が不安なのじゃ?」
自分:「事業アイデアがしっかり確立できるか不安」
天の声:「なるほど。確立させるためにはどうすれば良いのじゃ?」
自分:「仮説をもって、人に会ってぶつけてみて、また仮説を立てて・・・をくりしてみる」
天の声:「で、どの段階で不安が取り除かれるのじゃ?」
自分:「・・・。」

こうやって書いてなんですが汗、たぶん事業アイデアみたいな例題だと、不安を100%除去するのは難しく、例題としては微妙ですが、でも言いたいことは、「なんとなく不安」に思うことと、「〇○だから不安」という原因を理解していることでは、心の状態は大きく違うと思っています。

これからも感情の原因の言語化を続けたいと思います。

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