ゆたを。

日本史が好きなサラリーマンが、徒然なるままに書いていきます。

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最近の記事

明治維新は彼なくして語れない~小松帯刀~part①

ゆたをです。 皆さんは小松帯刀という人物をご存知でしょうか? 『篤姫』など幕末を描いた大河ドラマをご覧になっていれば、ご存知の方も多いかと思いますが、一般的にはあまり知名度は高くありません。 幕末の英雄と言えば、坂本龍馬を筆頭に、西郷隆盛や木戸孝允、高杉晋作など錚々たる面々が名を連ねます。 そんな英雄たちの影に隠れている印象の人物のひとり小松帯刀。 しかし、近年研究者の間で「小松帯刀なくして明治維新はなかった」と、彼を高く評価する動きが加速しています。 僕も彼の存在は前々から

    • シン・薩長同盟②~龍馬はやっぱりすごかった~

      ゆたをです。 前回の記事に引き続き、薩長同盟で龍馬が果たした役割を見ていきます。 ※本記事も前回同様に、町田明広氏著作の『新設 坂本龍馬』(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)を参考にさせていただきました。 情報のハブとなる龍馬薩摩藩の意向を受けて、薩長融和に向けた情報収集を担うこととなった龍馬。 長州藩だけでなく、一部の幕臣とのコネクションなど、幕府側の情報も持っていた龍馬は、まさに情報のハブとして全国を飛び回る大車輪の活躍を見せます。 これは僕の推測

      • シン・薩長同盟①~龍馬の果たした役割とは?~

        ゆたをです。 前回の記事の続きとして、今回は坂本龍馬が薩長同盟で果たした役割について再考していきたいと思います。 参考文献まずは今回の参考文献について紹介させてください。 上記町田明広氏著作の『新設 坂本龍馬』(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)を参考にさせていただきました。 膨大な一次史料から、龍馬の実像に迫っていくという内容で、僕自身も新たな発見の連続でした。 今回のnoteでは、その中でも「薩長同盟」について取り上げて考えていきたいと思います。

        • 坂本龍馬を"再考"したい

          ゆたをです。 記事をご覧いただきありがとうございます。 今回は言わずと知れた日本史のヒーロー・坂本龍馬について考えていきたいと思います。 僕と坂本龍馬坂本龍馬と言えば、日本を代表する歴史上の人物です。 ベタですが僕も坂本龍馬ファンのひとりです。 僕が龍馬好きになったきっかけは、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』です。 福山雅治さんが演じたことによって多分に美化されたところはありますが(笑)、当時中学3年生の僕にとっては、「こんな英雄が幕末にいたんだ…!」と心が震えました。

        明治維新は彼なくして語れない~小松帯刀~part①

          【所信表明】歴史について想うことを書いていきます

          はじめまして。 ゆたをと申します。 このnoteでは主に歴史をテーマにした記事を執筆していこうと考えています。 1回目の投稿ということで、歴史について書こうと思う背景などを所信表明の意味も込めてお話したいと思います。 私がnoteで伝えたいこと、やりたいことは大きく3つあります。 ①歴史の魅力を伝えたい私は歴史が好きです。 歴史には生活に彩りを与えてくれるパワーがあると思います。 私が歴史好きに目覚めたエピソードをここではお伝えします。 小学生で味わった巌流島での体験

          【所信表明】歴史について想うことを書いていきます