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『わたし、定時で帰ります。』

12月も仕事納めが近づく時期、
今回紹介したい本は、『わたし、定時で帰ります。』です。

5年前、2019年にドラマ化されたものであり、
当時私は、仕事を辞めたばかりであり、
そういった意味でも印象に残ったドラマでした。

元々、ボランティアのように残業をし、
そんな自分を評価してくれない当時の会社が
嫌いになり辞めた私。

そんな意味で、このタイトルは印象に残っています。
おかげさまで、次の会社では
なるべく定時で帰るように意識しました。

そんな思い出深いものだったため、
今回、この本を見つけて、「借りなきゃ!」と思い、
一瞬で借りることを決めました。

こちらの本は現在3シリーズまで販売されており、
どれもいい作品でした。

そして、5年の月日が経ち、
振り返るとなかなか考え深いなと思うことがありまして記事にしました。


まず1作目。
今回のテーマはそれぞれの仕事の姿勢について。
プライベートを大事にしたい主人公。
24時間死ぬ気で働くのが大事だと思う上司。
育児復帰で会社においてかれたくないと必死なママ。
様々な思いが交錯し、
私の友人たちもこういったことを思って、
仕事をしているんだなと感じてしまいました。

ただ、「孤独になりたくない」という思いは、
確かにその通りなんでしょうね。

次に2作目。テーマはパワハラ。
営業先の希望は受けていかなければならない。
今回は上下関係に焦点を当てた物語です。
男女の差別もテーマになっていて、
やや3作品の中では重めの作品です。

最後の3作目。今回は賃金がテーマ。
残業代を稼ぐためにダラダラと働く。
私も、なんでこの人たちは、
変わろうとしないんだろうかとイライラしましたが、
確かに、お金が増えると嬉しいですよね。
そういったところが、
すごくリアルに感じられて、印象的でした。

この中で、主人公も成長していく姿が見ていて
とても気持ちがよく、親近感が湧きます。

ホントいい作品なので、
仕事のあり方に悩んだ時にはぜひ見てほしい1作品です!

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