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メノン 76d

「わが言の葉の意味をさとれ」ーーーーーー。すなわち、色とは、その大きさが視覚に適合して感覚されるところの、形から発出される流出物である。・・・・・・・・・

色は視認ができない。最初よんだときは、イデアかと思いきや、このの主語は、色である。
むろんイデアは相として現れない。また地上のある物としてもない。そして、真実在としてあるもので、なおかつ哲学する(知を求める)ことで観照することができるので、そぐわない。ならば、視認ということに的を絞って考察してみる。
形は、大きさが視覚に適合して、感覚される。
無色透明のものは視認できない。
色とは、形から発出される流出物である。
色は、なんらかの形ないし幾何学に依存することで発することができる。
大小は、形によって知ることができる。
ますますわからなくなってしまった。

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