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ほんの紹介『選ばれ続ける必然』

ブランドという言葉が指す、ユーザーのイメージが大切だということは昔から変わらない。でも、情報の流れ方はどんどん変わっているので、実態に合わせて適応していかなければなりません。




ブランドとは頭の中に存在する価値やイメージのかたまり

ブランド化する利点

①他のものと違いがわかるので選ばれやすくなる
②好きになってもらえば選ばれ続ける
③ファンになってくれれば価格が高くても選んでくれる
これらによって、会社は継続して高い収益を得ることができるようになる

ブランドを人々の頭の中に作っていくこと。それがブランディングです。

モノに独自の価値やイメージを付け、それをカタチにする。そして伝えるという一連の活動をブランディングという。
ブランディングとは、あるべき姿をカタチにして(BRAND)+それを社内外に浸透させていく(ING)活動。何を伝えるべきか(WHAT)をしっかり考えらそののちにどう伝えるか(HOW)を考える作業。ブランディングを進める際には、BRANDを明確にすることに9割の力を注ぐ。
自分たちのあるべき姿をしっかり考えること。それは決して難しいことではありません。その答えはすべて自分の中にあるからです。

あるべき姿が明確に定まっていない会社には、さまざまなズレが生じます

会社の想いとお客様の評価のズレ。会社の方針と社員のふるまいのズレ。社員同士の意識のズレ。これらのズレは、会社のウィークポイントになります。ズレがある会社は、ブランドイメージの統一感を損ない、お客様には選ばれにくく、社員にとっては働きにくい会社となります。
送り手側が提供できる価値と受け手側が求めている価値にズレがないとお客様満足度はあがる
会社の方針と社員のズレはお客様を不安にさせる。ブランドを作り上げていくには一貫性が必要です。
経営者と社員が考えるイメージのズレは大きく、会社に対して求める理想像が違えば違うほど、両者の間には不満が募っていく。ベンチャー企業が急速に大きくなって、安定企業になったときなども、経営者と社員の双方にイメージのズレが生まれやすくなります。
お客様は、あらゆる部署の社員を、すべて同じ会社の一員とみなしています。たとえ、たった一人であったとしても、会社の方針とズレた振る舞いをしていると、その会社全体に不信感を持つ可能性があります。少なくとも、担当者が変わるたびに対応がコロコロ変わったり、接客態度のクオリティにばらつきがあったりするのであれば、この会社と長く付き合っていこうという気持ちは薄れるでしょう。
ブランディングで重要なことは、送り手側のどう思われたいかと、受け手側のどう思っているかのギャップを埋めていくことです。

ズレが起こる原因は、会社のあるべき姿が、関係者全員にわかりやすいカタチで共有されていないから

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