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競技とビジネス。理念と現実。

Jリーグの再開が決まりました。
2.25スポーツ界でどこよりも先に延期を決めたJリーグ。
いよいよ、Jリーグのある日常が戻ってくることになります。

■再開まで
全国56クラブある中で、感染状況も異なり、全クラブの意向を沿うことはかなり難しかっただろう。
with/afterコロナの中、無観客試合・東西ブロック分けで実施していくことになります。
再開まで約1か月。各クラブの経営状況と選手のコンディション等。
多くの課題に向き合いながら、準備をしていくことになるだろう。

■選手コンディション
1か月の期間があれば、大丈夫との事だが、3人→5人の交代枠増なども検討しているようだが、怪我のリスクも心配になる。ターンオーバーなどチームとしても総力戦となっていくと思う。
また、感染リスクを減らすため、東西ブロック分けし、移動時間も削減されることになる。感染予防以外にも、選手の疲労等にも大きな影響をもたらしてくれる。

■無観客→観客有へ
国の方針では、無観客→観戦者5,000人または収容率50%以下の少ない方となる。入場料収入がゼロになる中で、どこまで収益をあげていけるか。一方で観戦者を入れても、赤字になるクラブもでてくるかもしれない。
各クラブの取り組みが試されることになるだろう。
いかに柔軟かつスピード感を持ってやれるか。

■最後に
今回の再開までのプロセスは、とても苦労があったことだろう。
リーグとクラブ。競技とビジネス。理念と現実。
そして何よりも再開を待っているファン・サポーター。
とにかく、再開まで良い準備をしていくだけですね。
今後新しい観戦スタイルも出てくると思いますが、
スポーツの最大の魅力は、「観戦体験」
これに勝るものはないと個人的には思っておりますが、今回を良いきっかけとして、たくさんの方にスポーツやJリーグの魅力を伝えられるようにしていきたいと思います。

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ナカモト氏
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