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本当に学ぶべきなのはお金の増やし方じゃなくて、食事なんだよな。「食べる投資」を読んでみて

「ハーバードが教える世界最高の食事術」米国先端医療学会理事医学博士 満尾 正さん著

私が初めて栄養素がどんなに体にとって大事なのか、サプリを飲みたいと初めて思えたきっかけになった本になります!!

看護師として日々生活習慣病で薬物治療している患者さんと関わっています。
食事に目覚め日々知識をアップグレード中ですが、知識が深まるたび思うのは、仕事で自分の健康を害している人多すぎ。

「仕事で食事に気を使えなかった、仕事で心が疲れてしまった。それで・・・。」という人がいます。
中には病気と診断がつき、治療中だけど仕事で薬を飲むのが大変、やっぱり食事まで気を使うのが難しいという人が多いこと。

満尾さんは本書でダライ・ラマさんのある一節を紹介しています。

「金を稼ぐために健康を害し、今度は病を治すために、稼いだ金を使う。・・・」
ダライ・ラマ


本当に全員には当てはまらないけれど、多くの人がダライ・ラマさんの言葉のようなお金の使い方をしています。人によっては治療費が保険診療、ジェネリック薬品に変えたとしてもかなり高くて受診を中断する人もいます。

あとは、今の若い世代も要注意。流行の美味しい食べ物は糖質たっぷりのことが多い。若いうちから脂肪肝で薬物治療を受けている人がいる。

身の回りに美味しい糖質の食べ物が溢れるなか、糖質を必要以上に摂ってしまう、糖質をとってもそれをエネルギーに変えるための栄養素がなく体が空回りしてしまっている事に今生きる人たちはもっと知るべき。

食べ方を学べばかなり強い味方になります。


仕事で疲れている。というのはもしかしたら半分正くて、半分違うかもしれません。もしかしたら、体からの栄養不足のサインのことも。

現に私も朝はギリギリまで寝ていたい、朝からやる気出ない、肌も荒れるしこれは20代越したからなのかな、なんて思っていたら食事に投資すると朝スッキリ目が覚める。ニキビもできにくい。前よりも気持ちが軽くなった。

最近気分が落ち込みやすい、これはメンタルクリニックに行くべきなのかな。疲れやすいからエナジードリンクで元気注入してこう。

と思う前にまずは、「食べる投資」を読んでみてほしい。自分の体の不調ってもしかしたら食事かもしれないって実感します。

人は食べなきゃ生きていけないけれど、なんでも食べればいいって訳ではなくて
質と量が整えば整う程生きていきやすい体になる。


〈参考〉
「ハーバードが教える世界最高の食事術」米国先端医療学会理事医学博士 満尾 正さん著

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