24年目の「あの日」から1日が過ぎて…
(noteの公開は2日後になりますが昨日書きました。)
実は震災発生時刻にこの場所に来るのは、今年が初めてでした。
いつもはテレビの前で黙祷し、仕事に行ってから、帰りに献花と灯籠のろうそくに火を灯しに行きました。
震災から15.6年目までは、どちらかと言えば「忘れたい」「二度とと起こらないで」と願っていたように思います。
東日本大震災を経てから、私の考えは大きく変わりました。
目の前で観たことや感じたことは全て
「じぶんごと」と考えるようになりました。
年々阪神淡路大震災に対する想いが大きくなりました。
人に胸を張れるような、人に自慢できるような、人のお手本になったり、人に夢を与えるような生き方はしてない。
震災を通して、一人では何も出来ない自分と、周りが自分を生かして下さってると感謝する気持ちが年々高まってきました。
一昨年ほど前、祈りのつどいを支える方と出会って、自分の震災に対する想いを聴いてもらって、とても気持ちが楽になりました。
そして今年は初めて前日に交流テントでのワークショップに参加し、当日朝のつどいと夕方のろうそく配布や点灯をお手伝いしました。
祈りのつどいを支える方の話を伺い、自分のこれからを考え、今年は「つなぐ」というテーマでしたが、若い人達や子供達が灯籠に手を合わせる姿を観て、今年も生きる事を学ばせていただきました。
そしてあらためて1日を振り返ると、震災、過去未来に対する想いがごちゃごちゃにもなって自分の心に押し寄せてきました。
少しでも思った事、感じた事を大切にしながら、「今年も生きています」
人に見せたり押しつけたりするものでもないけど、自分の気持ちにウソはつかずに生きていきたいと改めて思いました。
そしてこの想いを3.11に繋げていきたいと思います。
オープンでフリーのノートとマガジンです。