2021年6月24日tatre営業日記 青の時代
さぁもう24日、
明日はもう給料日か…。
みんなに給料払わないとな、
そして来月のシフトも組まないとだな。
毎月言っておりますが何という速さで時は過ぎていくんだろうか。
とりあえず今やらないと行けない事から進めていかないと、無常に時だけ過ぎていって、
このままでは何も成し遂げられないまま死んでしまう。
従業員に優しいパティスリーを目指してここまでやってきましたが、
何一つ優しく出来てないのが現状です。
ごめん、
づーちゃん、
えぐっちゃん、
みーさん、
結構シフト入ってる主要メンバー3人には謝っておこう。
全くもって思い描いていた運営は出来てないし、
こんなはずじゃなかったと、
思いながら毎日過ごしております。
ケーキを売って利益を出す事、
そして理想のチームを作る事、
これが半端なく難しい事がわかり、
毎日うちひしがれてます。
思ってもみない連日のトラブル。
預金は減る一方。
スタッフはシフトを減らしていく一方。
盛り下がる己の気持ちをどう盛り上げるか。
己の無知さを隠すのが精一杯で、
本来の目的を忘れそうです。
「嘘の無いパティスリー」はどうしたんだ。
ホントに全てを曝け出しているのか。
いや、今は結構曝け出してるな。
こんな沈んだnoteを書いてはダメだと思いつつ、
止まりません。
毎日ポジティブとか無理ですよ人間ですもの。
でも同情とか情けの言葉はいりません。
「同情するならケーキ買ってくれ!」
あっやべ口が滑った。
今はタトルの谷の時代と考えよう。
ピカソで言う『青の時代』と考えよう。
ピカソの『青の時代』は
孤独、貧困、絶望をテーマにした作品が多い。
孤独、
貧困、
絶望、
マジか…。
今のタトルはまさに青の時代だ。
孤独…オーナーは常に孤独との戦い。
貧困…お金は減っていく一方。
絶望…先の不安。
いや、言い過ぎだな、怒られるなこれは、
常連さんもいるし、お客さんだって毎日ちゃんと来てくれているから絶望とか言ってたら失礼だ。
スタッフだってシフト通りちゃんと来てくれているし孤独ではない。
貧困でもない、ちゃんと毎日食べてる。
絶望…でも無いでしょ。
望みは絶たれていない、
何かしらの希望はある。
よし、大丈夫だ。
持ち直してきた。
一つ言える事がある。
こう言う日はゴタゴタ言ってないで寝ろ。
あと、そうかピカソの『青の時代』の後は『薔薇色の時代』が来ている事を忘れない様に。
2020年12月10日オープンから189日目
従業員
亀太:代表、総合クリエイター
えぐっちゃん:接客、製造補助
づーちゃん:パティシエ、接客、商品開発
娘(10歳):パティシエ
奥さん:マダム
ミィさん:衣装担当、製造補助、インスタ担当、 お花担当。
ユキちゃん:接客、製造補助
かとさん:接客、製造補助
ミオちゃん:接客、製造補助
リョーコさん:接客、製造補助
たっさん:用務員のおじさん
ななちゃん:接客
守護聖人:ミカエル
美術監修:クレー先生
□ 今日改良
チーズケーキがさらに美味しくなりました。
ビジュアルは普通になったけど、
やっぱチーズケーキはわかりやすくて安心できるお菓子でないと。
食べ進めたくなるチーズケーキです。
底に全粒粉のクランブル。
上はふわトロの蒸し焼きチーズケーキ。
タトル明大前洋菓子店
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