諦め
パターンが究極の思い通りにしたいのは、結局自分自身なのだと思います。
それは、理想の自分であり、誰にも負けない自分であり、凄い自分であり、誰もが認める自分。
そうであれば、なんでも思い通りになるし、自分も傷つかないし、嫌なことも起こらない。
だから、自分を思い通りにしたいのだと。
しかし残念ながら、なれるわけがない。
それは幻想であり、本来の自分でもなく、そんな人はどこにもいない。
どんなに立派に見えても、勝ち続けることはないし、嫌う人もいれば、認めない人もいる。それが現実というものだと思います。
理想の自分になれない自分がダメなのではなく、なれないのが普通なのだと思いました。
無理なことをパターンはやろうとします。きっとそうなれば楽になれると思っているのでしょう。
しかし本質は逆で、◯もう思い通りになくてもいい。今できることを一つ一つやっていこう。そう諦めた瞬間から、人が変わっていくのがわかります。それが成長というのでしょう。
いい意味での諦め。
諦めることの本当の意味は、明らかに認めること。
全ての自分をジャッジすることなく認められたら、人生が楽しくなっていくのだと思う。