見出し画像

香水とは全く関係ない話 〜ふくらはぎが太くなってしまう人へ〜

昨日は昨日で、オードリーが名香であるという、あまり香水と関係のない記事を書いたが、今日は完全に関係のない話をする。
(ちなみに、オードリーの記事は、私自身非常に面白い発見だと思ったので、もっと多くの方に読んでほしいのだが、如何せん内容が内容なだけに、あまり興味を持ってもらえないよう…ということで、この記事と併せて読んでくだせぇ!)

まずはこの写真を見てほしい。

画像1

どちらも私が全力の8〜9割くらいのスピードでコンクリートの路面を走っている。動画のスクリーンショットなので画像は荒いし、服は真っ黒なので細かいところは見づらいが、どちらも左足が前だ。左が5月2日に、右が5月23日に撮影したものなので、ちょうど3週間の間が空いている。
よく見ていただけると、右の5月23日のものの方が、ふくらはぎが細くなっていないだろうか?自分の実感としても、ふくらはぎの張りがここ最近軽減されたように思う。

ランニング自体は継続して長いことやっているが、今年3月くらいから、短距離走向けのトレーニングを開始し、来年あたりに短距離のレースに出ることを目指している。
ちなみに、私は中学の時は400mで、高校では100mと200mで全国大会に出場し、100mは高校、大学で10秒台で走っている。しかし、もう今年で32歳、最後に短距離のレースに出場したのは10年ほど前になってしまう。きちんとレースに出られるのも30代前半までなのではないかと思い、最後のチャンスでもう一度人生で100m10秒台を実現するべく、目下トレーニングに取り組んでいる。

さて、実はここ何年か、ランニングの際や長い距離を歩いた後のふくらはぎの張りが非常に気になっていた。ストレッチやマッサージで軽減しようと試みていたが、どうにもこうにも張りが消えなかった。

それが、ここ最近歩き方及び走り方を変えたことで、ふくらはぎの張りがかなり改善された。写真のようにたった3週間で目に見える結果が出ているので、もし同様の悩みを抱えている人がいたら、と思いここに共有することにした。
尚、走り方の変更が張りの改善につながったと私は思っているが、そのほかにも、体幹と臀部を中心とした補強運動、食生活の改善、2ヶ月の断酒等、改善につながりうるファクターはあるので、もしかしたら走り方だけが良い結果をもたらしているわけではない可能性があることを付記しておく。
また、以降「走法」という言葉は、走り方だけではなく、歩き方の意味も含んで使用されることとする。

一軸走法と二軸走法

あまりスポーツをしたことがない人には馴染みがないかもしれないが、身体の軸による走り方の分類として、「一軸走法」と「二軸走法」がある。違いは単純に、一軸走法は身体の中心に一本の軸がある走り方、二軸走法は左右の脚をそれぞれの軸とした走り方という点だ。前者の身体の使い方の方が自然だと思われる。右足が前に出るときに、身体の中心部分を捻って左手を前に出す運動で、意識せずに普通に歩いたり走ったりすると、自然とこの動きになっているはずだ。
最初の写真だと、左が一軸走法、右が二軸走法寄りの走りとなっている。写真が見づらくて恐縮だが、左の写真の方が、右肩(写真奥側)が前に出ているのに対し、右の写真は右肩がほとんど前に出ていない。

この3週間ほどで、二軸走法を意識するようになったことで、ふくらはぎの張りが軽減された。想像するに、私の場合、一軸走法をすると脚先を使った走りになってしまっていたのだろう。二軸にすることによって、骨盤を基点に脚を動かすことができるようになり、それが結果的にふくらはぎの負担を軽減したと考えられる。

二軸走法の作り方

ということで、ふくらはぎの張りが気になる人の中で、一軸走法をしている人は、ぜひ二軸走法を試していただきたいのだが、どうやって二軸走法を作るか、ということを、私なりに簡単に解説したいと思う。左脚が前に出る場合について説明するが、当然右脚でも同様である。

まず、一旦腕のことを忘れてほしい。持つべきイメージは、胸のあたりから脚が生えているイメージである。つまり、左脚を前に出す時は、左胸も前に出るイメージだ。
この動作をするときに、左脚と左胸の中間に位置する左の骨盤に意識を向けるとよりやりやすくなる。左の骨盤を前に出そうとすると、自然と左脚と左胸が同時に前に出ないだろうか?
その状態をキープして、次は腕に意識を向けよう。身体の左側が前に出ている一方で、腕は後ろに持っていきたい。さてどうするか?実は非常に簡単で、左腕を内旋させる。つまり、左腕を、上から見たときに時計回りに捻る。そうすると、自然に腕が身体の後ろにいくはずだ。

骨盤を前に出し、腕を内旋させる、この2つの動作がある程度スムーズにできるようになると、二軸走法が完成する。ちなみに、最初の写真を見ていただくと、後ろにきている左手の親指が、左の写真だとくっきり写っているのに対し、右の写真では左腕が内旋しているため手のひらに隠れて見えなくなっている。たった3週間ではあるが、かなり二軸走法に慣れてきた証拠だろう。

二軸走法で感じたこと

このように二軸走法にして、ふくらはぎの張りが減ったこと以外にも、長い距離を走っても疲れにくくなった、身体を進行方向に対してまっすぐ押し出せるようになった等のメリットも感じている。デメリットは、慣れるのに少々時間がかかることと、ストライドを大きくするのが一軸走法に比べて難しいことだ。
今のところ、デメリットよりもメリットの方を強く感じているので、このままトレーニングを継続して、より自然に二軸走法ができるようにしたいと思っている。

簡単な説明になってしまったが、もっと詳しく知りたい方は、「二軸走法」や「ナンバ走り」といったワードで検索してみると、より詳細の説明を見つけることができると思う。

次回こそ、ちゃんと香水のこと書きます…乞うご期待!

いいなと思ったら応援しよう!