ロウソクの科学
出張中にどうしても紙の本が読みたくなり本屋に駆け込んだ時、ふと、高校生の頃に読んだファラデーの『ロウソクの科学』が目に留まった。
冒頭部分を引用する。
この冒頭2文に惹き込まれたのは、きっと、ファラデーがただ「自身が面白いと感じている事象について語ること」のみに注力しているように感じられたからだ。誰かを喜ばせるためではなく、語ることで自分自身が嬉しくなってしまうような話ほど、不思議と人を魅きつける。
語り手はしかし、ただその話を自分の中だけで留めておくだけでは満足できず、聞き手の存在を求める。聞き手に納得や共感を求めているわけではないが、その存在の有無は、語り手にとっては重要なのだ。
仙台藤崎でのポップアップ5日目が終了。どんなに疲れていても、来てくださるお客様に語る際は生気を取り戻せるのは、聞き手の存在を“触媒”とし、私自身が語部としての喜びを得られるからなのではないか、とふと思った。
その意味で、私は、ファラデーと同様、私自身に物語を聞かせている。また、私自身から出たその物語は、結果的に私自身を癒し、私からまた新たな物語が生まれる。
モノを作り、それについて語るということは、そんなことを意味しているのかもしれない。そしてそれが、来てくださるお客様をも癒しているのなら本望だ。
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