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憲法の行方


1889年公布、1890年11月29日に施行された『大日本帝国憲法』。

現在の憲法の元となったものです。

明治に発布されたこともあり『明治憲法』とも呼ばれています。

なんと大日本帝国憲法は施行されてから半世紀以上、1度も改正されることなく、1947年まで存続し続けました。

そして1947年5月3日に現在も使われている『日本国憲法』が施行されだのです。

当時は印刷技術がまだ発達していなかったため、憲法の作成は全て手書きで行われていたようで、3人ほどが1つの部屋で作業を行っていたそうです。

作業が終盤に差し掛かったある日、完成間近の喜びから、前祝という事で作業員たちは作業部屋でお互いを称えあい、朝まで飲み明かし、酔いつぶれていたそうです。酔いつぶれて無防備な状態の中、なんと、泥棒に入られ、憲法が入っている箱を盗まれました。

翌朝、それに気付いた作業員たちは真っ青になり、辺りを探し回った末に近くの田んぼで発見。

泥棒も箱の中身を見たときに、金目のものが入っていないと分かり、その辺にポイっと捨てたのでしょう。

もし憲法がそのまま見つからなかったら…

現在にも影響を及ぼすほどの事が起きていたのかもしれません。

ある意味その泥棒は、良くも悪くも時代を動かすものとなったのです。

ちょっとしたことがきっかけで、180度変わることもあるのですね!

どこの誰だか分かりませんが!(笑)

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