“ 動きの基本 『面と軸』 ”
皆さん、こんにちは!
パーソナルトレーナーのYUTAです!
今回は
“ 動きの基本面と軸 ”について
動きには、
基本面(plane of motion)と基本軸(axis of motion)の2つが存在します
では、早速紹介していきましょう!
【動きの基本面】
解剖学において
生物の体の各部の動きを表現する際に用いられる面(3つ)
1.矢状面
矢状面(Sagittal plane)とは、人体を左右に分ける任意の平面
その内、
左右のど真ん中の断面を正中面(正中矢状面、median plane)
生物体の前面の中央を頭頂から縦にまっすぐ通る線のことを前正中線(anterior median line,ventral midline)といい、
背面の中央を頭頂から縦にまっすぐ通る線のことを後正中線(posterior median line)
2.前額面
前額面(Frontal plane)とは、
人体を前面(腹側)と背面(背側)に分ける任意の平面のこと
*冠状平面(coronal plane、前頭平面、前額平面)ともいう
左右の肩を通る仮想の直線で2つに
切断する面を中央冠状面(mid-coronal plane)
3.水平面
水平面(Horizontal plane)とは、
人体を上半身と下半身に分ける任意の平面です。
【動きの基本軸】
基本軸とは、
解剖学において生物の体の各部の動きを表現する際に用いられる軸(3つ)
1.前額軸
前額軸(coronal axis)とは、
前額面上の軸を中心とする運動(屈曲と伸展)
2.矢状軸
矢状軸(anterior-posterior axis)は、
矢状面上の軸を中心とする運動(側屈、外転・内転運動は、矢状軸)
3.垂直軸
垂直軸(vertical axis)は、
垂直な軸を中心とする運動
(回旋|内旋・外旋|水平内転・水平外転|回外・回内)
【まとめ】
面と軸は、1対1の関係であり、3パターンしか存在しない!