Yuta

NYのWall Streetで外資系投資銀行に勤務する25歳。 日本の金融教育を広げた…

Yuta

NYのWall Streetで外資系投資銀行に勤務する25歳。 日本の金融教育を広げたいと思っています。

最近の記事

本能に対抗するためのお金?- 英語学習

海外に住んでいることもあり、どうすれば英語がもっと上達するのか、何が最適な方法なのか、ということを考えることが増えた。そこで、日本にある英語関連のサービスを見ることもあるのだが、最近流行りのサービスといえば「プログリット」ではないだろうか。 HPによると、「プログリット」が提供しているのは「英語コーチング」サービスで、英会話スクールのように社内の講師が英語を教えるというものではなく、受講者の英語学習の伴走者となる「コンサルタント」が一人一人についてくれ、24時間体制のサービ

    • そのお金は、リスクに見合う?

      日本では年初来様々な事故や事件が相次いでいるが、先週のビッグニュースのひとつが、「目白邸」と称された故田中角栄元首相も住んでいた邸宅が全焼したということだった。 田中角栄といえば、戦後復興の真っ只中で「日本列島改造論」と銘打って様々な政策を実行(地方へのトンネル建設など)し、自身の出自(小学校卒から総理大臣へ)もあり、戦後の首相の中で今でも多くの人から支持されている人の一人だろう。 私も彼の本を読んだりする中で、彼の人間としての器の大きさを感じてきた。ことお金に関しては、「

      • 不労所得は悪か?

        「教室の隅はり出された子どもの頃の夢には   職業の種類だけが並んでた  でもほんとは自分をちゃんと愛せる自分に   なることがなによりも大事だった」 これは私の好きなMr.Children桜井和寿氏らが手がけるBank Bandというバンドの「Message」という曲の一節を借りてきたものだ。 確かに子どもの頃、「将来は何になりたいか?」と聞かれて、私も具体的な職業を答えていたし、多くの人がそうだっただろう。 その裏側には、「大人になる=自分で生きていく=お金を得る=働

        • 未来に向けて「投資」をしよう

          最初の投稿(お金=未来を作るツール)で、持っているお金をどう使うかが重要であり、浪費ではなく未来に向けた投資をしなければいけないのだ、とという意見を書いたが、今回は「投資」というものにフォーカスしてみたい。 一般に「投資」と言った場合、まず思いつくのは「金融投資」だろう。株式、債券、為替、不動産、ビットコインなどなど。それに加えて、「自己投資」についても考えてみたい。 まず、投資の大原則は「投資に100%はない!」ということだ。言い換えれば、「必ず」とか「間違いなく」とい

        本能に対抗するためのお金?- 英語学習

          時は金(より価値あるもの)なり

          「時は金なり」(英語ではTime is money)という言葉を聞いたことがある人は多いだろう。この表現の使い方についてGoogle検索してみると「時間はお金と同様に大事なものなので、時間を無駄にしてはいけないという意味」という説明がまず出てきた。時間を無駄にしない、という点には文句はないが時間とお金の価値は「同様」なのか? 以前SNSで流れてきた動画で、あるインタビュアーが街ゆく人に声をかけ、「明日目覚めないかわりに1億円あげるといったら、受け取るか?」という質問をしてい

          時は金(より価値あるもの)なり

          お金=未来を作るツール

          「お金って一体何なのか?」 あまり深く考えたことはなかったが、これはとても大切な質問だと思う。お金を巡るトラブルは日々絶えず、最悪のケースだとそれが原因で人が殺められたということも。 そうした社会問題だけでなく、自分も含めてお金と上手に付き合って行ける人は少ないのでは?と思うことが増えた。 例えば、就職。自分にとって職場を決める上でお金は最も大事な要素のひとつだったが、すごく労働時間が長くてたくさんお金をもらっても使う時間がないのでは、意味がない。 さらに、金融で働くとよく

          お金=未来を作るツール