ランドセルの上に上靴を乗せて行くな
息子と父親が喧嘩しない日はない。と言ってもそれは我が家の話で、小学6年生になった息子、長男は立派に成長し、順調に生意気になり、一人の人間として社会の端っこを、それこそまだ様子を伺いながらだけれども、よちよちと歩きはじめた。すると同時に、それまで親というものはただシンプルに自分の保護者で、すべての判断基準で、唯一の社会との接点だったのが、護ってもらえない時間が増え、自分の判断というものが見えはじめ、自分自身が直接社会と接するようになってくると、なんだかどんどんよく分からない存在