「オープンバッジ」って何?デジタル時代の新しいスキル証明
こんにちは、カイトウユウスケです。
初投稿の自己紹介に、多くのスキをいただき、ありがとうございます!
多くの方に見ていただき、本当に感謝しております。
最後に自己紹介の記事を載せておくので、まだ僕のことを知らない方はぜひ見ていただけたら嬉しいです!
さて、今回の記事では「オープンバッジ(デジタルバッジ)」を少し深堀りして書いていこうと思います。
現代社会では、スキルや知識を証明する方法が進化しており、今注目されているデジタル証明のひとつに「オープンバッジ(デジタルバッジ)」があります。
2022年はリスキリングという言葉も岸田元総理からも出ていましたし、スキルの証明はそろそろ必須になるのではないかと考えています。
1.オープンバッジ(デジタルバッジ)とは?
オープンバッジとは、デジタル形式で発行される証明の一種で、1EdTech Consortium Inc.の定める規格(オープンバッジ)に基づき発行されるものです。
特定のスキルを習得したり、研修を修了したことを「デジタルバッジ(見た目はバッジや勲章のようなアイコン)」で示し、そのバッジの中には多くの情報が埋め込まれています。
ですので、オープンバッジ(デジタルバッジ)は単なる画像ではなく、詳細なデータが含まれているものです。
例えば、「プロジェクトマネジメント基礎講座修了」や「プログラミング言語の認定資格取得」といった具体的なスキルや学びの成果が、デジタルの形で視覚的に表示することができ、オープンバッジウォレット(デジタルバッジウォレット)にて一覧化することもできます。
2.従来の資格や証明との違い
これまで、資格やスキルを証明する方法は主に「紙の証明書や認定書」が一般的でした。
しかし、それらは以下のような課題を抱えています。
一方、オープンバッジはデジタル形式で発行されるため、こうした問題を解決することができます。
例えば、SNSのプロフィールやメールに添付して簡単に共有できるほか、リンクをクリックするだけでバッジに埋め込まれた詳細情報を確認することが可能です。
また、ブロックチェーンなどの暗号技術やセキュアな認証システムによって、不正に改ざんされる心配がありません。
この信頼性と利便性が、オープンバッジ(デジタルバッジ)の大きな魅力です。
3.バッジに埋め込まれる情報
オープンバッジには、さまざまな情報が含まれています。
具体的には以下のような内容です。
これらのデータは国際標準規格(Open Badges Standard)に基づいて設計されており、世界中のさまざまなプラットフォームで共通して利用できる仕組みです。
4.世界と日本での活用事例
オープンバッジ(デジタルバッジ)は、世界中で教育やビジネスの現場に広く普及し始めています。
4-1|海外の事例
例えば、アメリカやヨーロッパでは、大学や専門学校が卒業証明の一環としてオープンバッジを発行するケースが増えています。
これにより、学生は自分の学びの成果をオンラインで簡単に共有できるようになり、就職活動やキャリアアップに役立てています。
また、企業も社員のトレーニングプログラムでオープンバッジを活用し、スキル習得を可視化する取り組みを進めています。
4-2|日本の事例
日本でも、大手企業や教育機関を中心にオープンバッジの導入が進んでいます。
例えば、リスキリング(学び直し)を支援するプログラムや、研修の修了証明としてオープンバッジを発行する企業が増えています。
DX教育の推進にも活用する企業もあります。
また、自治体やNPOも地域社会でのスキル育成プロジェクトでバッジを活用し始めています。
5.最後に
オープンバッジは、デジタル時代にふさわしい新しいスキル証明の形です。履歴書やLinkedInのプロフィールに簡単に追加できるだけでなく、信頼性や利便性の高さから、今後さらに普及が進むと期待されています。
とは言え、まだまだ認知が低いのも事実です…
ですので、みんなでオープンバッジを取得して、活用することが大切だと考えています!
今後もオープンバッジ(デジタルバッジ)について情報発信をしていきます!
この記事を通じて、皆さんにとって新しい発見や気づきが生まれたり、情報交換などができればうれしいです!
どうぞよろしくお願いいたします!