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乱読本棚が先週特にスキを集めてくれたらしい。
ウワサには聞いていた「先週特にスキを集めた」通知が、とうとうわたしのところにもやって来た。
激しい雨が上がって青空が戻ってきた月曜午後の東京。休憩がてらスマホを手にとったその時、この通知が届いた。文字どおり青天の霹靂だななんて、またつまらないことを考えながら、記念のスクリーンショットを保存した。
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フォロワー数の少ない拙アカウントでは、こうした通知はまったく縁のないことだと思っていた。昨年12月に「今週の注目記事」に選ばれた時ですら該当しなかったというのに、これはどうしたことだろう。
今回、特にスキを集めたというその記事は、先週の水曜の夜に公開した、わたしの本棚と『本の雑誌』についてのnote。
特にスキを集めた?♡の隣の数字を打ち見やったところで、“特にスキを集めた”との通知に期待できるほどの数にはなっていない。なにかの間違いでは?もしやとうとうnoteにも詐欺メールの魔の手が及んだのか?
ふたたび通知のスクリーンショットをよく見ると、「#わたしの本棚 応募作品の中で」と書かれてある。
そうか、このハッシュタグはたしか公開時に自動表示される候補から適当に選んだものだった。そこに引っかかったのか。
この「#わたしの本棚」ハッシュタグはおそらくコンテストのものだろう。ハッシュタグをたどると、読書に関する公式noteのコンテストが見つかった。
この記事は2年前の2022年のものではないか。わたしはそれと知らずに2年以上前のコンテストをタグ付けしていたのか。
どおりで少ないスキ数でも「特にスキを集めた」わけである。意図せずとも結果的に選ばれる限られた条件になっていたということだ。なんだかちょっとズルをしてしまったような申し訳ない気持ちになった。
いや、べつにこのコンテストには期日が設けられているというわけではなさそうだから、そんなに申し訳なく思うことはないはずだ。
これはこれで、わたしのnoteや2年前のコンテスト、さらには『本の雑誌』にもアクセスを促すことになる。そしてアクセスしてくれる読者にとっても発見につながる。これは近江商人の「三方よし」ではないか。さすがは公式note、仕組みづくりの完成度が高い。
そういうわけで、最後はちょっと調子に乗ってしまったけれども、せっかく「特にスキを集めた」ので記念エントリを書いておいた。
あらためて、読んでくださったかた、スキをくれたかた、きっかけをくれた本の雑誌社さん、そしてナイスな「#わたしの本棚」タグを作ってくれた公式アカウントのnote読書にお礼申し上げます。
そうそう、リビングの棚を乱読本棚にするのを黙認してくれた妻にも。