【新刊書籍案内】『体育科教育』2024年7月号(大修館書店)
去る6月14日(金)、大修館書店の月刊誌『体育科教育』の2024年7月号が刊行されました。
今号では、設備の老朽化に伴う改修や新築の負担増や教員の管理の負担などの問題から、近年全国の自治体で学校内のプールをは死して水泳の授業を民間に委託し、インストラクターの指導に委ねる取り組みが進んでいることを踏まえ、学習指導要領において必修領域とされている水泳系領域が直面する課題と今後について特集が組まれています。
また、私の連載「スポーツの今を知るために」の第184回は「「教員のやりがい」に依存するいびつな慣行はいつ解消されるか」です。
近年急速に問題となっている公立学校の教員採用試験の受験者数の減少について、人手不足の解消するためにて処遇の改善という経営学の基礎的な対応を取らず、労働力としての教員のやりがいに依存した慣行によって根本的な問題の解決を先延ばしにしている現状を検討しています。
本誌の詳細については大修館書店の公式ウェブサイトでご覧いただけます。
*大修館書店公式ウェブサイト
https://www.taishukan.co.jp/book/b647740.html
また、全国の書店、図書館などでもご覧いただけますので、ぜひ手に取ってください。
<Executive Summary>
Journal Announcement: Taiikuka Kyoiku Vol. 72 No. 7 (Yusuke Suzumura)
A journal "Taiikuka Kyoiku" Vol. 72 Non. 7 was published from Taishukan Publishing on 14th June 2024. In this volume, my latest article "When Will They Resolve the Distorted Practice of Relying on Teacher Motivation?" is available.
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