【新刊書籍案内】『国際日本学』第21号(法政大学国際日本学研究所)
去る2月10日(土)、法政大学国際日本学研究所の紀要『国際日本学』第21号が刊行されました。
今回は研究論文が6報、2022年11月に開催された第5回アルザス新世代ワークショップの成果報告である特集「日本のトランスナショナリズムと帝国」に関する緒言が1報と研究論文が3報、若手研究者論文が1報、史料紹介が1報、そして彙報が掲載されています。
私も論文「石橋湛山と政治資金の関係についての予備的検討」を寄稿し、近著『政治家 石橋湛山』(中央公論社、2023年)で部分で気に取り上げた石橋湛山と政治資金との関わりを1950年代の伊藤斗福との関係から検討しました。
本報は石橋湛山の政治資金のあり方を考えるための序論的な内容ながら、伊藤斗福との関係を主題的に取り上げた最初の研究となります。
論文の本文は後日法政大学学術機関リポジトリでも無償で公開されますので、ぜひご覧ください。
<Executive Summary>
Journal Notice: "International Japanese Studies" Vol. 21 (Yusuke Suzumura)
Hosei University Research Center for International Japanese Studies published "International Japanese Studies" Vol. 21 on 10th February 2024.