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仕事に必要なスキル・マインド(システムエンジニアの場合)①

そろそろ、新人の研修が終わり、配属が近づいてきた。自分が育成担当に任命されたわけではないが、これまで培ってきた経験から、こう言うマインドやスキルを持っておけば、周りから重宝されるし生き残れるだろう、というのをまとめておきたい。

仕事の目的を理解する

これは、上司から口酸っぱく言われ続けてきた言葉。まあ、説明しなくても分かっていただけると思う。
どちらかと言うと、指導する側が意識することなのかもしれない。相手が理解、納得するまで、背景や目的を説明する。理解度により、出来上がるアウトプットの質はかなり変わってくる。

とはいえ、最初から背景や目的を理解するのは、難しいことかもしれない。
わからない言葉のオンパレード。わからない言葉を理解しようとすると、またわからない言葉が出てくる。そうやって、一つ一つ言葉を覚えていく。
積み重ねた言葉は、最初は字面だけの理解に留まるかもしれないが、経験を通して理解度が深まることもあるし、あるタイミングで「この言葉はあのことを言っていたんだ」という、点と点が線でつながることもある。
断片的な知識同士が結びつくことで、理解の幅が一気に広がり、応用力が効くようになる。

だが、いきなり細部から入っても結びつきにくいので、プロジェクトの全体像や工程の全体イメージなど、大きなところから理解していくと良いかもしれない。


アウトプットやプロセスを明確にする

目的が分かったら作業に取り掛かるわけだが、アウトプットやアウトプットに至るまでのプロセスは明確になっているだろうか。

ここが明確になっていないと、作業のゴールがわからず、見通しも立たないので路頭に迷い続けることになる。

PFD(プロセス・フロー・ダイアグラム)というツールがある。作業のアウトプットに至るまでのインプットやプロセスを図式化したものである。慣れないうちは描いてみると良いだろう。
きれいな図でなくても、インプット、プロセス、アウトプットを明確にしておくだけで良いと思う。

インプットとなる資料はどこにあるのか、アウトプットを完成させるために必要な情報は誰が持っているのか、確認事項がいろいろ出てくると思う。
特に、他人が関わるプロセスは要注意で、すぐには動いてくれないこともあるので、事前にインプットしておくことが大事だ。(段取りと言われるやつである)

とはいえ、何もわからない状態で、インプット、プロセス、アウトプットを明確にしていくのは至難の業。
アウトプットの具体的なイメージやインプット、プロセスを依頼者とすり合わせる必要があるだろう。


他にも書きたいことがあるが、長くなりそうなので、次回にしたいと思う。

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