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『A Game About Digging A Hole』感想:穴掘り、アイテム売却、穴掘り、アイテム売却。単純労働+宝探しの良作シンプルゲーム
庭を掘ったら宝物が出てきて、大金持ちに。
そんな妄想のような展開をうっすらと味わえるのがこのゲーム『A Game About Digging A Hole』です。
ゲームはシンプル。
ただただ庭を掘り、出てきたアイテムを売って、掘るための道具をパワーアップして、より深く掘る。
深いところほど、高価なアイテムが出てくるので、それを売却してより高額なパワーアップを行う。
最深部までたどり着いたら、ゲームクリア。
これが、このゲームの全てです。
それだけなのになぜか止められない。
クリアまではざっくり1時間くらいですが、夢中になってしまいました。
ゲームは、爆安の住宅を買うところから始まります。
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庭掘りセットと一緒に。
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広々とした庭には…。
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掘ってくださいと言わんばかりのマークが。
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そして、ここから「掘削」というこのゲーム唯一の作業が始まります。
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ただボタンを押すだけで、穴が掘られていきます。
コントローラー対応しているのでコントローラーでのプレイがおすすめです。
ボタンを押し続けることでザクザクとシャベルで地面を掘り続けます。
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注意しないといけないのが、左側の青いゲージ。
これはバッテリーとなっています。
こおシャベルは一応電動で動くものとなっており、バッテリーが尽きると使えなく…というより、なんと爆発してしまいます。
爆発すると、左側の赤いゲージがごっそり減ります。これは確か体力というか健康度みたいなものでした。
そのため、バッテリーが減ってきたらバッテリーを回復させる必要があります。
バッテリー回復方法は簡単。工具スペースでボタン一つ押すだけでバッテリーは回復します…が、それにはお金がかかってしまいます。
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そのためお金を稼ぐ必要がありますし、スクショの通りシャベルなどをアップグレードするためにもお金が必要。
そのお金を稼ぐ方法。
それが、「穴を掘って出てきたものを換金する」という方法です。
これがこのゲーム、唯一のお金を稼ぐ方法なのです。
地面を掘っていくと出現する、石やら鉱物やら。
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これを手に入れることが、お金の獲得に繋がります。
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手に入れたアイテムをまずは換金。
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そしてそのお金を用いて、先ほどの工具スペースにて、バッテリーの回復や道具のアップグレードを行います。
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シャベルをパワーアップすれば掘る効率が高まりますし、インベントリを増やせばたくさんのアイテムを持ち一気に売ることができる。
バッテリーをアップグレードすればそれだけ長い時間掘れます。
そしてジェットパック。
このゲーム、5mや10mの掘削で終わるゲームではありません。
深く掘れば掘るほど、戻るのも一苦労。
そんな時にはジェットパックで飛んで戻りましょう。
序盤を過ぎたら、必須のアイテムです。
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ゲームプレイの内容はこれで全て。
さあ、あとはひたすら自由に掘るだけです。
深くなればなるほど高価なアイテムが発掘され、また道具がパワーアップすることでどんどん掘削作業も快適になります。
ここからは自由に掘って楽しんでいただければと思います。
掘っていくと謎の空洞を見つけたり…。
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岩盤にぶち当たったり…。
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人工物に遭遇したり…。
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ただ掘るだけではない展開も待ち構えています。
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深く掘れば、日の光はもう届きません。
別途ライトを購入して配置していく必要があります。
不注意で空洞なんかに落ちてしまった時の、「どっちが上か下かわからない感覚」は地味に怖かったですね。
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そんなこんなで進めていくとエンディングへ。
「ただ掘るゲーム」なのにどういう物語の終わり方? と思うかもしれませんが、ぜひそれはプレイして体験してみてください。
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ただただ地面を掘るという、無心になってできるゲーム。
派手なグラフィックやオーケストラBGM、悩ましい選択などはありません。
シンプルだからこその魅力がここにありました。
そして、なぜなんでしょう、この地面を掘るという宝探しが、もはやガチャのような魅力を備えていたのです。
あと1回掘れば…次は何が出てくるのか…。
客観的に見れば土を掘っているだけなのですが、掘る側からしたらモチベーションが全然違うんですよね。
いやあ、止まらなかったです。
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そしてなんですかね、この単純作業は『PowerWash Simulator』的な中毒性もありました。
幸い、1時間もプレイすればクリアできるくらいのボリュームで助かりました。これが無限に掘れるなんてことになったらもう、生活が危うかったです。
翻訳はそれなり。機械翻訳的に感じますが、まあこのゲームは物語やテキストに魅力があるわけではないので問題はありません。
もしかしたら一部酔いやすいところがあるかもしれませんが、長時間プレイするわけではないので大きい影響はないのではないかと思います。
定価580円。スマホのガチャ2回分とかそのくらいの価格で遊べると考えると激安ゲーム。
ぜひサクッと遊んでみてください。
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