見出し画像

気まぐれ読書感想文#1 濱口 秀司 著「SHIFT:イノベーションの作法」を読んで。

システム会社で事業企画推進・UXリサーチ・データ分析などをやっていますYusuke Miyamaruです。

業務で気になったことや、ビジネス・デザイン・データサイエンスなどの本について気まぐれに読書感想文を書いていきます。

今回読んだ本はこちら↓

1.どんな本?

USBフラッシュメモリのアイデアを発明したことで有名な 濱口 秀司さんによって書かれた、「既に確立された業務を持つ企業でイノベーションを起こす方法」について体型的にまとめられた本です。

 今年に入り、自社部門での新規事業企画を担当することになり、企画の進め方やアイデアの着想方法について実用的なメソッドやフレームワークを探していたところ、この本に出会いました。

2.どんなことが書かれている?

この本で書かれていることは、自分の整理では大きく3つです。

①イノベーションを起こすために必要なことはPDCAサイクルを回すような「改善(TUNE)」ではなく「定説だったり常識により生まれるバイアスを可視化して無理やりずらす(SHIFT)」こと、そのメソッド

②定量評価できる事業のプロトタイプの進め方のメソッド

③既存の顧客が感じている価値を可視化して、マーケットを適切な位置にずらすメソッド

本書の深い内容については割愛しますが、基本的は、常識でなぁなぁにしている部分を一旦可視化したうえで、こうやってプロジェクト進めようね、ということを伝えているのかなと思います。

3.どんなことに応用できる?

新しく企画を打つ際に、結局いつもと同じようなアイデアしか出ず、奇抜なアイデアだとお金になるのか?と経営者から言われて悩んでいる方は、この本を読むと道が拓けるかもしれません。

所感は以上です。。。

R25でも濱口さんのインタビュー動画があるので、興味があるかたは本を購入する前に、こちらの動画を見てみるといいかもしれません。↓


また、暇を見つけて書評していきたいと思います。では!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集