壁マネジメントの大事さ
どうも!ゆしです。週後半に差し掛かりました。
いかがお過ごしでしょうか?
色々大変なことがある世の中ですが、明るく元気に前向きにいきましょう!
では本題です。
今回は壁マネジメントの大事さです。
壁マネジメントとはなにか。
それはマネージャーが壁を作ることによって、部下達の「望ましくない行動の流れ」を止め、
「成果の出る方向へ導くこと」です。
これを書籍で提唱しているのが、
山北陽平著「壁マネジメント」です。
詳しくは、リンクを貼っています。
Amazon Kindle会員であれば読み放題になっていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
・部下に何回指示しても何度もミスする
・部下の態度がなかなか改善しない
・部下がなかなか成果が出せない…etc.
上司である立場の方々であれば必ず1度はこういった悩みを持たれた方がいると思います。
これらの問題を解決できるのが、壁マネジメントです。
壁マネジメントには3つの重要な柱があります。
1つは、行動ルールを作ることです。
それは、成果に繋がる行動ルールです。ここで重要なのは、部下が必ずやり切ることができるルールにすること。そして、そのルールを誰が聞いても理解できるように定量的に数字で設定すること。例えば訪問件数を1日10件やり切る。という具合です。
2つ目は、介入ルールを作ることです。
これは、決めた行動ルールに対し、しっかり進捗を追うためのルールです。
例えば毎日夕方、その日に行動ルールが守れたかどうかを確認する時間を作る、などといった形で、部下がルールを守れている、かつやり切れているかしっかりルールを決めて確認しなければなりません。
そして3つ目は、フィードバックルールを作ること。
部下が、行動ルールを守ることで、望ましい成果が出せているか否か判断し、評価しなければなりません。
問題なければ、褒める。
問題があれば、ペナルティを与える。
これをしっかり根気よく続けていくのです。
この3つをしっかり実行することで、
壁マネジメント=部下の良くない行動の流れを止め、正しい流れに導くことができるのです。
良くない事例として、
部下の行動ルールは作ったはいいが、
上司がそのルールに上手く介入できず、
正しいフィードバックすら行えない。
その結果、部下が目標をやり切れず挫折する。というケースが起こり得ます。
そもそも何故、目標を立ててもやり切れない部下がいるのか?
それは、やり切らなくても大丈夫な環境が存在するからです。
やり切らなくても、達成しなくても評価されない、怒られない環境があるから、やらない。
正しくこの時点で部下は良くない行動の流れにのっています。
であれば、上司が壁となり、良くない流れを止め、正しい方向に導かなくてはなりません。
これが、壁マネジメントの本質です。
マネジメントに悩まれている上司の方は是非ご参考にされてください!
今回は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回で!