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得したいけど損は絶対したくない!

こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「得したいけど損は絶対したくない!」というテーマでお話しします。

お金を稼ぐうえで何を考えているかについてのお話しになります。

前提として、

人って合理的ではなく非合理である、どこかのエライ哲人がいったようなことですが、

人が合理的であれば、

100万円から得られる満足度って1万円の100倍で、1万円の得による満足度と同じはずですよね?

でも学者カーネルマン氏は、

「人間の同額の利益から得る満足より、損失から受ける苦痛の方が大きい」ことを実証しました。

これを「損失回避」といい

さらに、

「利益が大きくなるほど、満足度は減っていき、損失が大きくなるほど苦痛の度合いは減っていく」ことも明らかにしています。

この法則はお金を稼ぐことに当てはまることがあります。

儲かれば利確したくなるボクたちの気持ち

たとえば、

投資家は、持株の価格を買ったときの値段と比べて、儲かっているか、損をしているのかを判断しているのですが、

その時のモノサシは、「買値」です。

もしあなたが、保有している株の値段が買ったときの値段より高かったら、「確実に儲かっている」と考えますよね?

反対に、保有している株の値段が買ったときの値段より安かったら、「確実に損をする」と考えると思います。

儲かっていたら、損をしたくないという感情がメラメラと燃えてきて、得しようと思ったらリスクを避ける傾向があります。

反対に、損をしているとリスクの捉え方が変わってしまって、リスクを避けようとして、売り遅れる傾向にあるようです。

雨の日のタクシーの運ちゃんの気持ち

ちょっと趣向を変えてみたいと思います。

雨の日ってタクシーが捕まらないことないですか?

雨の日って、タクシーに乗りたい人の数が多くて、タクシーの数が少ないことが原因だったりします。

1日の売り上げが達成してしまったタクシーの運ちゃんはそそくさと切り上げてしまうことがあるらしいのです。

反対に、晴れの日の平日でロータリーには所狭しとタクシーが行列を作っていることがあります。

つまり、客が多い日ほど短時間で目標金額を稼いでしまって、客が少ない日によく働く(拘束時間が長い)のです。

タクシーの運ちゃんの感情としては、その日の目標売り上げに達しないと、それを「損失」と捉えてしまっているのです。

じゃあどうすればいいのか?

答えはすごくシンプルなのですが、経済合理性の観点、つまり儲けるには、「感情とは逆を行けばいい」ということになります。

どういうことかというと、

株の場合は、

手元に置いておくべき上昇中の株は保有し、下り目の株を売ってしまい、税金を払うことを避けることが考えられます。

損をしているからといって、塩漬けにしたり、利益がでたらすぐに利確することを避けるのです。

タクシーの運ちゃんの場合は、雨の日に稼ぎまくって、客が少ないときこそ早く切りあげるのです。

トータルで勝っているか?負けていないか?の視点が大事だったりします。

いかがでしたか?

本日は、「得したいけど損は絶対したくない!」というお話しでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



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ゆうとす@商材を売らない金融教育者
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