亀でも動いてるならいいじゃん
こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「亀でも動いてるならいいじゃん」というストレンジなタイトルで始めたいと思います。
かめと書いたのは、ゆっくり進むでも立ち止まらないよりはいいなと思っていて、
子どもの貧困について、考えを整理したいと思っています。
最終的には、大人に降りかかってくる問題なので、20年後も生きていそうなひとには知ってほしいところであります。
今の日本に貧困ってあるのかよ
まず、おさえておきたいポイントとして
日本における貧困の現状なのですが、
相対的貧困って聞きなれない言葉かもしれませんが、6、7人に1人とかの割合になっていてOECDの調べによると、日本はかなり悪い立ち位置にいるとか。
で、そもそも
相対的貧困とは
その国や地域の可処分所得の半分以上を満たさない状態と定義づけられることが多くて、
日本だと120万円くらいだと言われています。
月10万円の生活になるわけです。
で高度経済成長期を生き抜いてきた人生の先輩方に言わせると、この貧困は生ぬるいと言われることがあるそうです。
どういうことかというと、
「昔の方が大変だった・・・」という強烈なパンチを打ってくるからです。
これは、絶対的貧困と言われる部類に入るかもしれませんが、希望という未来がありました。
たしかに戦後からの生活に比べれば・・・だと思うのですが、
お互いに認めることが大事だと思っています。
で何が問題になるの?
これまで、家庭などに問題があるかたに関わったことがあるのですが、
問題は根深かったりします。
・親から虐待を受けていた
・引きこもり
・リストカット
・知的障害
・適応障害
・発達障害
・孤独
・認知症
・ギャンブル
・アルコール依存
単発ではなく、
問題は、
釣り糸のように複雑に絡みあっていたり
バームクーヘンのように層ができていたりします。
さらに、家族外からの体験が少なく、興味を持つことがない、「普通」知っているよねという社会通念的なことを知らない
鍋を、知らない女子高生がいるとか。
ことが起こっていたりします。
やがて、20年後、30年後に降りかかってくる。
この子たちが働くときに支えてもらう世代
忘れたころに、あなたにも私にも降りかかります。
じゃあどうすればいいの?
知恵を絞るしかない。
みんながキリギリスではなく亀になろう
思考や行動が止まるキリギリスではなく
少しでも前に行ったり、後ろに行ったりする亀になりませんか?
具体的に考えはあるのかよ?
1 お金
2 意欲
3 学力
4 居場所
これら4つを満たせば、割とうまくいいと思っていて、
子どもにとっての意味変として、
お金は、選択肢を
意欲は、技術を
学力は、知識を
居場所は、信頼、仲間、時間、体験、栄養、トラブル解決
を生むかもしれません。
不幸の鎖を再生産させないために
居場所をつくろうかなと。
居場所をつくってるところに寄付もいいかなと。
ちょっとでも子どもが生きやすい世界にしたいと思っています。
まず、自分がかめになりたいと思います。
それではまた!