グラノーラをつくる
輸入食品を業務スーパーで物色するのがたのしい。このあいだオーツ麦を見つけた。いつも富澤商店から買っているAlishanの有機オートミールより割安。グラノーラを作り始めて1年ほど。レシピが落ち着いてきたので記録する。
A
オートミール(挽き割っていないもの) 500g
ライ麦ホール 50g
かぼちゃのタネ 30g
ピーカンナッツ 30g
サルタナレーズン 30g
ドライクランベリー 30g
ドライブルーベリー(ワイルド種) 30g
B
オイル(なたね、オリーブなど) 大さじ6
砂糖 100g
水 45cc
はちみつ 大さじ1
個人的には、オーツ麦は挽き割っていないものをえらびたい。ある程度焼き固まっていると歯応えがあっていいのだけど、はじめから細かいと固まりづらい気がする。
ライ麦は食感が変わるかなとおもって入れてみたけど、正直なところよく分からない。何となく深みがでている気が、している。それだけの理由。
オートミールとはちみつ以外、ほとんどは富澤商店から買っているけど、大きな会社への投資はあまりしたくない天邪鬼な性格なので、できるだけ地元よりか小さいお店から仕入れたい。身近なお店で良いものを見つけていこうと思う。
はじめにAのうち、ドライフルーツ類をのぞいた材料を計量し、大きめのボウルにまぜ合わせる。
つぎに、小鍋を用意して、Bの材料をまぜあわせる準備。
はじめに砂糖を計量。小鍋に砂糖と水をくわえたら、軽く混ぜて弱火にかける。砂糖が溶けたら蜂蜜を加える。
ふつうの大きさの鍋でもよいけど小鍋はあったほうが便利。この鍋を使い始めた頃、火を大きくし過ぎて取手を焦がしてしまったのが残念だけど、もしかしたら替えられるのかもしれない。鍋から目を離さないこと。
火を止め、オイルを加える。熱いうちに、オーツ麦の入ったボウルに流し込み、木べらでかき混ぜ馴染ませる。
好みでシナモンや、カルダモンを加えてもおいしい。混ぜたものをバットに広げる。オーブンを160度、25分に設定し、予熱しておく。
予熱が終わった庫内へ投入する。
焼けたら、クッキングシートなどをひいた上に出して粗熱をとるのだけど、すぐに取り出さずにオーブンの中でゆっくり冷ますと、大きめの固まりになることを最近知った。
半量ずつ二回焼いて、粗熱をとったものを大きなボウルにまとめ、ドライフルーツ類を混ぜ合わせて出来上がり。
作り始めたきっかけは、よく食べているグラノーラが高いなと思ったことがひとつ。もうひとつは、youtubeで作っているひとを見たのがきっかけ。
その人はオランダ人のデザイナーらしい。自転車旅の動画もアップロードしている。今メインにアップしているのは、イタリアの山中で石積みの家を直しながら住む暮らしを紹介したもの。彼がつくったメイソンリーストーブという暖炉が出てくる。
オーブンと暖炉が一体となったそのストーブで、グラノーラを焼くのをみて、いいなと思った。そうだよね、手作り出来るよね、とおもった。真っ赤で派手なパッケージに入ってスーパーで売られているものじゃなくて、もっと素朴な雰囲気を感じられてよかった。うちに薪ストーブがついたら、やってみたいとおもい、いろいろレシピをみながら、電気オーブンで試しているうちに朝食の定番に。
誰かの参考になるとうれしい。