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Vol. 2 スポーツは好きだけど指導者が嫌い

タイトル通りの現象はよく起こる。
かくいう自分も小学校5年生くらいに、水泳と並行して通っていた野球を辞めた。

ちょうど肩を痛めたタイミングと、指導者への不満が限界点に達したタイミングがぴったり重なったのはある。

今思い返すと、小学生ながらに肩は休めば治ると分かっていたし、ある程度痛みが引いてきてから肩が上がらないのは精神的なものだったと思う。

指導者が嫌というだけじゃなく、体も壊れてるという2つの理由があれば周りの大人も強引には引き止めまいと思ってたんだと思う。

自分のことを慕ってくれていた別のコーチなんかはわざわざ家にまで来て引き止めてくれたりもした。
正直揺らいだし、野球自体は好きだったけど、気持ちが完全に折れて「もう辞めたい」と決意したのを曲げたくなかったから最後の方は肩が上がらないふりをしてた。


野球を辞めてからも、学校でチームメイトと遊んだりするけど、「肩が痛いから辞めた」という認識しか子どもたちには伝わってないから数ヶ月はドッジボールも利き腕ではやらなかった。
いかにも痛そうにノートを書いたりご飯を食べたりしてた。

前置きが長くなったけど、自分の過去と重なるような事案が、通ってくれている水泳のジュニア選手たちにもよくある。

うちは水泳の個別指導。
ほとんどの選手はどこかしらのクラブチームか部活に在籍している。
プラスアルファの練習や、普段はなかなか細かい指導をしてもらえない(集団指導で細かい指導は難しい)といった理由で通ってくれている。


そしてよくあるのが、

「チームのコーチが嫌すぎて、もう水泳をやめようかと悩んでいる」

という状態。。。。


水泳はまだ好きだから、なんとか移籍して続けるという段階を超えると
水泳ごとやめようとなってしまう。


最近、実際に相談されたり、すでに引き返せない状態だったりした。

だからこそ日記としても書いておきたいし、今悩んでいる人に伝えたい。

どんなメンタリティでいて欲しいか、行動をして欲しいか。


有料で書いている記事だからこそ、好きに書く。



悲しい現状と悪循環

悲しすぎる。
水泳が嫌になったわけじゃなく、指導者が嫌なだけなのに、、、。

だいたいそういう状況の時ってタイムも伸びない。
精神的にまいってるんだから当たり前。
悪循環。

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