別れ、そして新年度へ
どうも、黄砂でのどが砂っぽいたなかです。
快晴と黄砂(きのう)を比べるとそれは火を見るよりも明らか。
花粉や黄砂でアレルギー症状が出やすい人にとっては、この2日間はとても辛かったはず。
しっかりケアなさってください。
さて。
私ごとではありますが、
「おはよう四国」「ひるどき四国」
「ギュッと四国」を卒業しました。
そして新年度からは前の記事でもお伝えした通り「ひめポン」「ひめポン845」に出演します🍊
朝から夜の男に。
AM2時半起き、PM8時就寝の生活に終止符を打つことになりました。
朝5時過ぎに出社する通称〝最低気温出社〟をもうすることはありません。
明朝の鳥の囀りすらない静けさが結構良くて、新しい空気を大きく吸い込んで深呼吸することがたまらなく好きだった。
朝早くランニングしている人やわんちゃんを散歩している人などに「おはようございます」と声をかけられ、孤独の気持ちを一瞬で消し去ってくれた。
局前に貼られている今年度のひめポンポスターに写る野口予報士と関予報士を見て、きょうもがんばりますと心に誓って裏門をくぐっていた。
そのルーティンは終わる。
それとともに仲間の野口予報士と関予報士は新たな旅路へ。
長いようで短かった2年間。
ようやく季節が前進し春爛漫の季節になったこの世界は別れの気持ちを晴れやかにさせるものだと信じ込んでいたが、堪えていた悲の感情をより一層増幅させて送る言葉をかき消してくる。
でも、じっとしているこの間にも、無情にも秒針分針はあゆみを止めることはない。
失って気づくことしかできない人間の性をこんなにも恨めしく思ったことはない。
そっと目を閉じる。
その存在に、その背中に、どれだけ救われてきたのだろうかと、どれだけ向上心を持たせてくれたのだろうかと思うと、込み上げてくるものがある。
そういえば、大学のときに働いていたうどん屋の店長さんに〝やまない雨はない〟と落ち込んでいたぼくに声をかけてくれた。ことをなぜか思い出した。
長く閉じた目は暗さに慣れてしまった分、開けたときの眩さに一瞬ついていけない。
ぼんやりした視界は、やがて鮮明になる。
すでにコースは定まっている。
全力で走れるよう靴紐はいつもより固めに縛っている。
シューズは超軽量に新調した。
ストレッチも入念にした。
誰よりも早くスタートダッシュを切れる準備は整っている。
あとは2人から渡されるバトンを握るだけ。
どれだけ違う道を歩んだとしても、桜吹雪く春色の未来に突っ走って行くのだろう。
ほな。またね。
元気でな。