自律神経に良いこと〜昼寝をしよう
みなさん、こんにちは。
以前私は、医療従事者として働いていました。
研修やいくつもの転職でのすべてに、「昼寝」の習慣がありました。
お布団があったり、おこたがあったり、クッションや枕などが用意されており、お昼を食べたらみんなで横になります。
それが当たり前だと思っていましたが、そうではないことを、他職を経験したときに知りました。
睡眠には疲労回復やリラックス、脳の休息や記憶の整理など、色々な効果があります。
副交感神経が優位になっていますから、魂の活動も緩やかに行われ、ひらめきをもらえたり、エネルギーチャージもできます。
早くから職場でのお昼寝の習慣を、当たり前として身につけさせてもらったおかげで、
どんな職場でも、外出先でも、気兼ねすることなく、お昼寝できるようになりました。
そうすることで、午後の活力が生まれたり、頭の中がスッキリしたり、自分の力の使いどころが調節できたり、自分のペースを保てるようになります。
今日は、そんなお昼寝についてお話したいと思います。
お昼寝には、いくつものメリットがあります。
中でも、夜が短い今の季節は、特にお昼寝で補うのがおすすめです。
お昼寝のメリットはこちらです。
①集中力の向上
②ストレスの発散
③記憶力の向上
④心疾患や認知症の予防
⑤入眠障害の軽減
⑥むくみ改善など
古典には、11〜13時の時間帯は、精神を管轄する「心」の時間とされています。
この時間に15〜20分くらい軽く眠ることで、午後も元気に活動できます。
30分以上の眠りは、夜の睡眠を妨げたり、他の不調の原因になることもあります。
図のように、深い眠りに入る前にとどめましょう。
ちなみに、次の13〜15時は「小腸」の時間。
横になって昼寝をすると、重力の抵抗がなくなり、末端の水分を回収する、この時間の働きにつながります。
その後、「膀胱」の時間の排尿につながり、
水分とともに、一日で最も高い「熱」も排出することで、体温を下げ、夜の時間へつなげます。
この時間帯の水分補給やトイレ休憩は、我慢しないでしっかり取りましょう。
横になれないご事情のある方は、目を閉じるだけでも心身を休ませ、自律神経を整えることができます。
精神の時間の「心」を労る方法は、昼寝のほかに日向ぼっこもあるので、
起きたら背伸びをして、太陽の光を浴びて、午後への活力を養いましょう。
今日も最後までありがとうございました。