【ゆるっと養生】夕方のトイレを我慢しない
みなさん、こんにちは。
今日は、夕方のトイレの話をさくっとお話したいと思います。
子午流注では、15〜17時は「膀胱」の時間としてあてはめられています。
トイレのタイミングは一日の中で何度もありますが、ここは睡眠につながるとても大切な役割りがあります。
私たちの体温は一日の中で活動するうちに高まり、夕方にピークを迎えます。
その後は就寝へ向けて徐々に体温を下げることで、眠気を誘発しています。
排尿では体の中の余分な熱を外に出す働きがあるので、夕方のトイレも深部体温を下げるきっかけとなるとても大切な手段なのです。
お仕事やお出かけなど、さまざまなご事情で我慢したり、せざるをえないということもありますよね。
ですが、膀胱の時間は体温がピークになり、同時に免疫も低くなるタイミングでもあります。
ここでトイレの我慢の癖があると、膀胱炎のリスクも高まってしまいます。
お昼寝の回でお話したことがありますが、この時間に合わせてトイレに行きたくなるためには、食後の休息と深いつながりがあります。
午後休憩に横になることで重力の抵抗が少なくなり、体の隅々の余分な水分を、小腸の時間に回収しやすくなります。
小腸の時間に小休憩をとり、水分補給することも大切です。
お昼休憩に横になれないという人は、食後に目を閉じるだけで心身を休めることができます。
そして小休憩の小腸の時間にストレッチや伸び、かかと上げをするなどして、血行を良くしてあげるのがおすすめです。
そうして集めた水分を膀胱の時間に排泄することで体を夜の時間へつなげ、安眠を促し、夜間頻尿を防いでくれるので、夕方のトイレは我慢しないことが大切なのです。
今日も最後までありがとうございました。
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