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自己紹介/中年期の方へ

初めまして!

”運動嫌いでもできる認知症予防”を発信している、葵(あおい)れいです。

突然ですが、質問です。

最近、物忘れがひどくなってきたなーと感じることはありませんか?

買い物で、あるのに買ってきてしまって、わさびのストック大量!とか。

久しぶりに会った人、顔は覚えてるけど名前が思い出せない!とか。

昨日の夕食は何でしたか?

じゃあ一昨日の夕食はなんですか?

認知症は発症の20~30年前、いわゆる40~50代からの生活習慣が大きく影響します!

2025年には65歳以上の5人に1人は認知症になると推定されています。

認知症になると自分だけではなく、周りの家族や大切な人に大きな負担をかけます。
最悪、家族が崩壊します。
私はそんな現実をたくさん見てきました。

認知症予防には適度な運動や、バランスの取れた食事が大切!

なんてよく聞きますけど、それができればみんな苦労しません。

人間、基本はだらけたいものです。それが本能ですから。

だけど、認知症にはなりたくない。

わがままなもんです。

適度な運動も、バランスの良い食事も一人で継続することは、なかなか難しいものです。

そんな面倒くさがり屋の私をはじめ、

物忘れが気になる、

何か始めなければと思っているけれどなかなか始められないあなたと、

認知症予防につながるアクションを

ゆるりと始められたらいいなと思っています。

このまま何もせず軽い物忘れから認知症に移行して、
知らぬ間に進行していかないように、

今ここで一緒にゆるりとアクションを起こして

メリハリのある脳活をして、

60代、70代になっても旅行に行ったり、

美味しいものを食べに行ったり

大好きな事ができる、楽しい人生にしていきましょう!

ここで少し私が何者か、お話ししますね。

私は看護師歴15年、7年間訪問看護師として経験を重ね
500件ほどの在宅療養の方々を見てきました。
市町村の認知症初期集中支援チームの一員としても活動しました。

プライベートでは2人の子どもを育てるシングルマザーです。

両親の協力のもと、フルタイムで働きながら小・中学生の子どもを育てています。

私の父は子煩悩で、私が仕事で不在の時はいつも孫の面倒を見てくれていました。

ある日、そんな私の日常が一変しました。

なんの前触れもなく、父が突然、脳出血で倒れたのです。

さっきまで、いつも通り元気に仕事をしていました。

その日の朝も孫の登校を見送ってくれました。

重症脳出血だった父は、一命を取り留めましたが

右半身麻痺、失語症、高次脳機能障害を患い、

要介護5となりました。

毎日の日課だった愛犬の散歩はいけなくなり、孫と会話することもできなくなりました。

父の人生は、一変してしまいました。

そして、私たち家族の人生も一変してしまうのです。

手術とリハビリを経て半年後、私たち家族は要介護5の父を

自宅で介護すると決めました。

とにかく父を自宅に帰らせてあげたかったのです。

父は家で愛犬とぐーたらするのが好きだったので。

私は看護師として介護の知識や手技はありましたが、

実際、自宅での介護生活は想像以上に身体的、精神的に辛いものでした。

失語症で言葉で想いが伝えられない父は、イライラしてベッド柵をガタガタ鳴らしたり、机を叩いて大きな音を立てたりしました。

父は家族以外の人を拒絶し、思いが伝わないと暴れるため、ヘルパーさんやデイサービスを利用することができませんでした。

かつての穏やかで人情味あふれる父の面影はどこにもありませんでした。

仕事、子育て、そして介護。

私の心は疲弊していきました。

しかし、
「このままじゃ、自分も家族も父もみんなだめになる」
と思いました。

「せっかく助かった命なんだから、もっと余生を楽しく過ごしてほしい。」

「介護があるからって自分たちの人生を犠牲にしてはいけない。父もそれは望んでいないはず。」

という思いが、私を前に進ませてくれたのです。

そしてたどり着いたのが、小規模多機能型居宅介護を利用しながら在宅療養を続けることでした。

今父は1週間の半分を施設で過ごし、半分は自宅で過ごす生活をしています。

私は仕事も以前と変わらず、子どもたちとの時間も確保できています。

父の介護もできて、満足しています。

この経験を通じて、私は大切なことに気づきました。

それは、健康でいることの重要性です。

月並みな言葉ですが、ある日突然障がい者となってしまった父を目の当たりにして

心底思いました。

「私は子どもたちに介護の負担をかけたくない」

「定年後の人生も、元気な体でたくさん旅行がしたい」

「いつまでも美味しいものを食べに行きたい」

という思いが強く芽生えました。

そして、日々の生活を見直すきっかけとなりました。

私は訪問看護師として7年間で500件以上の在宅療養者と関わってきました。

介護が家族を疲弊させ、崩壊させる様子を幾度となく目にしてきました。

40歳を過ぎた今、自分自身の物忘れが悪化してきていることにも気づき始め、

認知症に大きな危機感を覚えています。

認知症は死に至る病気ですが、

予防できる病気です。

だから認知症予防について、猛勉強をしています。

少しづく、ゆるりと無理なく生活の一部を変えていくだけで、

なんだか脳がすっきりした感覚になって体も軽く感じます。

何より認知症の大敵、ストレスがたまらない体質になってきました。

物忘れや認知症は心配だけど、結局面倒くさくて何も行動できていない。

何か始めても結局続かない。


でも、大丈夫です。

私もかなりのめんどくさがり屋です。

適切な知識と心構えがあれば、十分に予防し、

今から対処することができます。

一緒に、いつまでもクリアな頭脳で
家族や友達と豊かな人生を楽しみましょう。

人生は1度きりです。

今日から、一緒に小さな一歩を踏み出してみませんか?


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