兄が卒園してしまった4歳弟の春
今年1月に4歳になった次男くん。
この春から年中さんになった。人生で初めてのクラス替えがあり、仲の良いお友達と別れた。母がこの子たちと一緒になると楽しく通ってくれそうだなと思っていたお友達とも全員別れた(苦笑)
それと同時に一緒に登園していた兄が卒園してしまった。
次男は、少し閉じた部分がある。自分が心を開いた人なら大丈夫だが、そうなるまで少し時間もかかるし、心を開く人も多くはない。
そんなわけで起こりうる変化を感じていたのか3月辺りから荒れだした。
実は、母である私も3月下旬からパートを変わり、タイムスケジュールが少しタイトになった。新しい仕事だから私自身にも余裕がない。
当然、次男に伝わって、ますます荒れる。
更に更に春の気候が追い打ちをかけた。春は自律神経が乱れやすいので、そもそも不安定になりやすいのだが、アレルギー体質の次男は肌も荒れるので痒がるし、機嫌に左右されて悪化する。
そんな色々が重なった彼は、3月から現在にわたってあらゆる問いかけに反抗し、思ってもいないことを口に出し、母を困らせることしかしない。母を困らせることしか言わない。
時々、腕をブンブン振り上げ「怒り」に近い感情でいっぱいになっていると感じる。
彼自身も「不安」と「イライラ」の感情が上手く扱えないのだと思う。そんな気持ちを言葉で表現するだけの力もないから、「限られた言葉(嫌!キライ!)」と「自由に動く身体(叩く、蹴ってみる)」で表現している。有り余るパワーを爆発させる。
残念ながら、その矛先は「母」に向かうしかない。
そりゃそうだ。彼にとって私は心を許せる存在だからだ。
だから、静かに待つ。その時が過ぎることを待つ。
ーと言いたいところだが、私も人間。
40代になったとはいえ、まだまだ子育て初心者。どうしたら彼は楽になるのだろうと頭を悩ませるし、小さな体に秘められているありったけのエネルギーをぶつけられたら疲弊する(笑)
怒りに怒りで対抗することもしばしば。
でも、それでいい。
私は、彼を愛してる!ありったけの愛情を注いでいる!(笑)
「おかあさん、カレンダー(保育園のお帳面)がぜーんぶ終わったら、にいにと一緒に小学校行くねん。」
彼も少しずつ、自分の気持ちを整理していってるのが分かる。
でもな、次男よ。
今のカレンダーが終わっても、あともう一回カレンダーが終わらんと、兄と一緒に小学校に行くことはできんのだよー(笑)
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