「完璧じゃなくても、いいんですよね?」
yurumutoki本屋のおすすめ本 ②
「毎日のことだから。7分目くらいがちょうどいい」
by hal 後藤由紀子 さん
旅行で沼津を訪れた時、旅の目的のひとつだった”雑貨hal”さんで見つけた一冊。店内にはたくさんの本が並んでいたのですが、このタイトルに惹かれ、手に取ったのです。
店主の後藤さんが「ご旅行ですか?どちらから?」なんて、
優しくお話してくださって、お会計してもらっていると、
「ちょっと手抜きしてもいいんですよね~、だって(家事は)毎日のことだものね」といったような言葉を交わしたのを思い出します。
後藤さんの、
家仕事のこと。
お仕事のこと。
こだわりのこと。
体や気持ちのこと。
それぞれの分野で「7分目」で過ごす、イイ加減のヒントが
綴ってあります。
何事も真面目にガチガチに捉えてしまいがちは私にとって
「なーんだ、完璧じゃなくてもいいんだよね~」と読み終えた時には
気持ちが軽~くなったのを覚えています。
それと同時に、自分の「好きなモノ」「こだわり」について
こんなにハッキリ誰かに伝えられるだろうか??とも思いました。
自分がなんとなく好きなモノやコトって案外、自分が一番よくわかってなかったりしません?
自分の中に「好きなこと」の軸がちゃんとあれば、他人と比べたり、SNSの情報に振り回されたりしないで、日々出くわす様々なコトに翻弄されず、
良い意味でやり過ごすことができるんですよね・・・。
と、ひさしぶりに読み返して、フムフムと納得したのでした。
後藤さんのほんわかした空気間が、たくさん詰まっているこの一冊。
GWの読書タイムにいかがですか?