【都道府県シリーズvol.6】石川県:プロローグ
都道府県別に地形と地質の特徴をザックリ見ていくシリーズ。
第6弾は石川県です!
石川県の全体像
石川県と言えば、私の場合は能登半島や前田利家を連想します。
残念ながら、これまで御縁がなくて行ったことがなく、通過しただけの県です。この機会に石川県の見どころを勉強し、是非行ってみたいです。
さて地形図を見てみましょう。
スーパー地形(カシミール3D)より抜粋
なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト)
※トップ画像や以下の地形・地図画像すべて引用もとは同じです。
南北に細長いですね。高い山地は南東部に限られるようです。
県境なしで見ると石川県の平野部は富山県うあ福井県の平野部と一連であるかのように見えます。
それと北東-南西方向に伸びる地形が目立ちます。
そしてお馴染みの地形区分をお見せします。
これまでと同様に土地の高さの違いで色分けしています。
青色:標高0m~100mくらいの平野を中心とする地域。
緑色:標高100m~200mくらいの平地~中山間地域。
茶色:標高200m~500mくらいの山地を中心とする地域。
赤色:標高500m~2000m超の高い山を中心とする地域。
ここからさらに、地形の特徴や地域で分けたら全部で10か所です。
以下でそれぞれの区分に属する市町村を紹介します。
石川県シリーズのインデックスとして使って頂ければと思います。
都道府県シリーズ:「石川県」のインデックス
①:北部山間地域
珠洲市(すずし)・能登町北西部山間地域、輪島市全域。
穴水町北部~北西部山間地域、七尾市・志賀町北部山間地域。
②:北東部中山間地域
珠洲市、穴水町東部の中山間地域、七尾市・志賀町南部の中山間地域。
七尾市能登島。
③:中央最北部の平坦~中山間地域(那須野が原北部)
那須塩原市東部北東端の中山間地域、那須町中部。中能登町中北部
④:中央北部の平坦地域:邑知潟(おうちがた)平野
七尾市北東平野~中山間地域。羽咋市(はくいし)北西部、中能登町中部。
宝達志水町北西部。
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⑤:中部の山間地域
七尾市・中能登町・羽咋市の南東部の山間地域。
⑥:中央南東部中山間地域
羽咋市中部。宝達志水町東部。津幡町・かほく市北東部。
金沢市中部の中山間地域。
⑦:中央~南西部の平地:金沢平野
かほく市・津幡町の南西部。金沢市北西部。内灘町全域。
白山市(はくさんし)北西部。川北町・能美市(のみし)西部。
小松市・加賀市北西部。野々市市北部。
⑧:中央やや南部の平坦~中山間地域
野々市市南部。金沢市中央南西部の平坦~中山間地域。
白山市南西部。川北町中~東部。能美市北部中~東部。
芳賀町西部、真岡市(もおかし)中部の丘陵地。
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⑨:中央南西部の山間地域
小松市・加賀市・能美市の中部の中山間地域。
⑩:南東部高山地域
金沢市・能美市・小松市・加賀市の南東部の高山地域。
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今回は、ここまで。
今後は各地域の地形・地質についての詳しい情報をお届けしたい思います。
お読みいただき、ありがとうございました。