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ツラい筋トレが快感に変わる!驚異の「〇〇メソッド」
最近、筋トレを続けるコツがわかってきた。
これまでも続けてはいたのだが、かなりイヤイヤやっていた。それを快感に変える方法をついに発見した。
5分でもツラいものはツラい
筋トレといっても、ぼくのばあいは1日5分程度にすぎない。しかしたった5分でもやり方次第でキツくなる。毎日、キツくてツラいのだ。
たとえば腕立て伏せは、回数はやらず、かわりに「ゆっくり腕立て伏せ」をやっている。床から1cmずつ徐々に上げていき、完全に腕がのびきる直前に今度は1cmずつゆっくり下げていく。
これを限界までやる。
「限界」とは、「これ以上腕が上がらない」というところで、さらに数秒りきんでみて、それでもびくともしない時がきたらそこが限界だ。ここでばたっと倒れる。
なさけないことを言うようだが、腕が上がらなくなってからの数秒間がマジでつらい。
もう限界だ・・
と思って倒れこむのだが、そのあとで必ず、
あと1cmがんばれたんじゃないだろうか・・
と自分を疑ってしまう。でも次の日にやってみると、やはり限界が来れば1cmどころか1mmも動かない。毎日がこの繰り返しであり、たったこれだけのことだが、この数秒間、自分の限界と向き合うのがツラい。
「今日はやめようかな」と毎日思う
さて、以上は「毎日5分の筋トレがいかにツラいか」を、説明してみただけだ。ちなみに、なんのために筋トレをやっているかというと、現状維持のためである。
もう55歳なので、これ以上マッチョになろうなどとは思っていないが、放っておくと筋肉は衰えてしまうので、なんとか現状を維持したい。
しかし、わずか5分の筋トレでも、毎日やっていると
今日はやめようかな・・
という誘惑にしょっちゅう襲われる。
それがツラくなくなった!
以上前置きが長くなったけど、「ツラい筋トレをさぼりたい誘惑に打ち勝つコツをついに発見した!」というのが今日の記事です。
さて、「続けるコツ」としてはジムに通うやり方が一般的だろう。これは受験生がスタバで受験勉強するのと同じで、環境から追い込むわけだ。
これはこれで有効だが、ただしスタバで勉強してもイヤな勉強が好きになるわけではないように、ジムに通ったとしても筋トレの辛さが快感に変わるわけではない。
ぼくが発見したのは、あのツラい数秒が快感に変わる魔法の方法である。題して
「ロッキー・メソッド」
映画『ロッキー』を見た後にジョギングすると、ツラいはずのジョギングが楽しくなるでしょう。あんな感じで、映画の主人公になり切って苦痛を快感に変える。
ただし、『ロッキー』は筋トレにはあまり役立たない。そもそもスタローンの映画は筋トレには役立たない。なぜなら、いくらスタローンのようにムキムキになっても、
スタローンは着こなしがカッコよくない
のでモチベーションが上がらないからだ。その点、最適なのは『TENET テネット』である。
テネットの主人公は筋肉ムキムキのマッチョだがつねに高級スーツに身を包んでおり、その姿が無茶苦茶カッコいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1687548717657-zxjAdlGFGd.jpg?width=1200)
筋肉ムキムキでスーツ姿がカッコいいといえば、真っ先に思う浮かぶのがダニエル・クレイグの「007」である。
![](https://assets.st-note.com/img/1687548770683-jRXzPbt9f1.jpg?width=1200)
こちらも筋肉でスーツがはちきれそうになっており、無茶苦茶カッコよくてぼくも大好きなのだが、ただし
筋トレの役には立たない
ということだけは言っておきたい。なぜなら、ボンドは映画の中で1回も筋トレしないからである。
クレイグ本人は、あの筋肉を維持するためにさぞ努力しているはずだが、ボンドはボンドなので、寝室にいる時はいつも美女とデレデレしている。なので、筋トレのモチベーションアップには役立たない。
だが『TENET テネット』は別だ。
テネットの主人公は、任務の合間に、暇さえあれば筋トレしている。そして、バリっとしたスーツで任務に取り掛かる。
この筋肉とスーツのギャップはアメリカ映画にはないものであり、ブリティッシュならではと言えるだろう。
ちなみにクリストファー・ノーラン監督は『インセプション』のときにも渡辺謙さんに「ボンドっぽく演じてほしい」と伝えていたそうなので、おそらく『テネット』でもボンドを意識していたはずだとぼくは考える。
アメリカ映画ではイマイチ
ところで、アメリカ映画にも、スーツが似合う俳優はたくさんおり、たとえばディカプリオもジョニー・デップも、往年のケビン・コスナーも似合うのだが、かれらはマッチョが売りではないので、筋トレのモチベーションにはならない。
一方でマッチョが売りのスタローンやシュワルツェネッガーにはスーツはまるで似合わない。
筋肉とスーツのギャップを味わうにはブリティッシュ・アクションしかないだが、ボンドは筋トレしないので、消去法で『TENET テネット』なのである!
筋トレが快感に変わる
ぼくは筋トレする前に、『TENET テネット』の筋トレシーンを思い浮かべるようになってから、がぜんモチベーションが上がり、あのツラい数秒が快感に変わるようになった。
「テネット筋トレ」を始めて一か月が経過したが全然モチベーションが下がらないので、これはいけるんじゃないだろうか。
ぼくも下腹にぜいにくが溜まっているのだが、胸筋より腹が出たら終わりだと思っているので、『TENET テネット』をイメージしつつ、今日も筋トレにはげむのだ。