12月15日開催「女性視点で考える防災ブレークスルー会議」in茅ヶ崎 動画公開
12月15日に茅ヶ崎で開催された「女性視点で考える防災ブレークスルー会議」の模様がYoutubeで公開されました。概要は以下の通りです。どこの地域にお住まいの方でも、役に立つ情報ですので、たくさんの方にご覧いただけたらとても嬉しいです!
〇愛川真白
私は「災害食料理」3品ご紹介しました。
乾パンチョコカナッペ:
子供が避難先で楽しく美味しく食べられるお料理。
水漬けパスタ:
茹で時間が3分に短縮!茹で汁捨て不要。
停電直後の冷蔵庫の中身を上手に消費。
乾燥大豆のトマトビーンズ:
避難時にはタンパク質が不足しがち。
昔の人の知恵を借りて、使い古しの水筒を使って
賞味期限の長い乾燥大豆のふやかして作ります。
〇上杉桂子さん
ご自身の経験やNPOでの活動などから「障害者の避難」の実情を語ってくださいました。災害が起きても、障害者が避難所へ避難できない理由。
知的障碍者は身体障碍者と違い、見た目でわからないのでに、誤解されてしまうことが多いのだそうです。発達障害になるのは、女の子よりも男の子の方が確率が高く、お世話をするのは「女性の母」。母親と息子で多目的トイレに入るだけでも、「ちょっと。」と声をかけられてしまったこともあるそうです。
障害者自身のことも全く知りませんでしたし、自分に何ができるのか?何をしたら役に立つのか?社会全体からするとまだまだ問題山積みです。真剣に取り組まなければならないことがたくさんあると感じました。
〇山田秀砂さん
被災前に知っておくと良い事をたくさん教えて下さいました。
「自然災害債務整理ガイドライン」をご存じですか?
特に、住宅ローンを組んでいる方には、被災し時に2重ローンで苦しまないために知っておいた方が良いです。
これを知らずに破産申告をすると、ブラックリストに載せられてしまったり、手元に残せる金額も1/5になってしまうのですよ。。
印象的だったのが「災害ユートピア」。大規模災害の後に一時的な現象として発生する理想郷的コミュニティ。災害時に、困った人に自然と手を差し伸べ、お互いに助け合う、利他的な行動の美しさ。
しかし、災害ユートピアは、復興が進むと閉じてしまう。(町が閉じる。)災害時ではなくても、お互いに繋がり、助け合えるといいですよね。
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毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。