イギリスお金事情⑨10月から平均的な家庭の光熱費が月300ポンド(4.8万円)に!
目下のところ、イギリス人の最大の関心事は「生活費の高騰」。その根っこにあるのはエネルギー問題で、その点については今年2月に書いた上の記事で触れています。
その影響がいよいよ鮮明になってきており…。今日発表された2022年10月1日~12月31日の光熱費上限によると、電気・ガス併用の平均的な家庭の光熱費が年間3,549ポンド、すなわち月約300ポンド(約4.8万円)になるとのこと。な…なかなかの額ですよね?ちなみにほんの2年前は約100ポンド(約1.6万円)だったので3倍になるのです。
恐ろしいことには来年の1月、4月と、3か月ごとにさらなる大幅値上げがほぼ確定していること。ウクライナ戦争がたとえその前に終結したとしても、これは避けられないようです。
今回は、イギリス政府からの支援や、イギリス人の友人たちやわたし自身の状況や対応策を含め、実際にイギリスがこの状況にどう立ち向かおうとしているかをお伝えしていきます!😊
①9月中に政府が対応策を発表予定
9月5日に、ボリス・ジョンソン現首相に代わるイギリスの新首相が発表されます。リズ・トラスとリシ・スナクの一騎打ちですが、いずれにしても新首相が決まらないことには大きな政策は決められない…というわけで、イギリス政府の支援策は現在のところ保留中。
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