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大英博物館の略奪品にフォーカス!「Hew Locke: what have we here?」展①

松の内はのどかなネタを多めにしてきましたが(※わたしの出身地の関西では15日までが松の内で、他エリアより少し長いんですよね)、これからはちょっとダークというか社会的な題材も扱っていきます。とは言え、いつもの調子でなるべく明るく楽しくいきますのでご安心を☺️

少し前のつぶやきでも書いた通り、1月3日の今年初めてのお出かけ先は大英博物館でした。ご覧のとおり、新年にふさわしい清々しいお天気。


大英博物館の中心で「略奪」を叫ぶ⁉

この日のお目当ては「Hew Locke: what have we here?」展。皆様もおそらく「ヒュー・ロックってダレ?」と思われているでしょうが、わたしも実はぜんぜん聞いたことのないアーティストだったんですよね。それなのになぜ観に行ったのかというと…。

主な理由は、12月末に大英博物館のSNSで「金曜日はヒュー・ロック展が無料です」というお知らせを見たこと。おお、タダとはなんと素晴らしい…と思ったのはたしかなのですが(通常料金は16ポンド=約3,100円)、それだけではなくて。大英博物館がそのように有料展を無料公開しているのを初めて見たので、その理由がとても気になったのです。

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