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作曲家ブリテンも魅了したお能『隅田川』をロンドンで鑑賞✨@『Noh Reimagined 2024』1日目

2022年6月にロンドンで開催された『Noh Reimagined 2022』。古典的なお能の舞台が楽しめるのはもちろん、和洋フュージョン、能楽体験ワークショップなど、どれもサイコーに面白くて刺激的なイベントでした。以下にその様子をまとめていますが、今でもどれも鮮やかに記憶に残っています。

そして、2024年6月、『Noh Reimagined』がロンドンに帰ってきました。イエーーーイ!!心待ちにしていたのはわたしだけではなく、2日間にわたって能楽関連のさまざまなイベントが開催されたものの、ほとんどがまたたく間にソールドアウト。実際、そのいくつかに参加してみて、参加者のうち日本人は1割くらいかな?とにかくイギリス人のお能熱がすごいのです。

2024年に舞台を務めてくださった方々はこちらっ。日本からはるばるお越しいただけて(衣装や楽器、小道具も…)本当に感激です🥹💓

味方玄(観世流シテ方)
御厨誠吾(宝生流ワキ方)
山中迓晶(観世流シテ方)
川口晃平(観世流シテ方)
小早川泰輝(観世流シテ方)
小早川康充(観世流シテ方)
左鴻泰弘(森田流笛方)
成田達志(幸流小鼓方)
山本哲也(大倉流大鼓方)
平井モネ(子方)

会場は2022年と同じくKings Place。ハリポタでおなじみのキングスクロス駅から徒歩ですぐの便利なロケーションです。

日本のお能の会場は国立能楽堂のような渋い雰囲気のところが多いため、こういうポップでお洒落な場所で観るのはなんだか不思議な気分ですね。

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