迫害を受けても自分を貫き通したイングランドの聖人『トマス・ベケット』展＠大英博物館

キリスト教徒にとっての三大巡礼地といえば、エルサレム、ヴァチカン、サンティアゴ・デ・コンポステーラですが…。12世紀からは「カンタベリー巡礼」もブームとなり、イギリスやヨーロッパ各地から巡礼者が訪れました。

このカンタベリー巡礼のきっかけとなったのが1人の聖人、トマス・ベケット（1118～1170年）です。イギリスに住む人なら必ず知っているビッグネーム。フランスのジャンヌ・ダルクと同じくらい存在感があります。

大英博物館で開催中の企画展『Thomas Becket: murder and the making of a saint』で、ベケットにまつわる貴重な品々を拝見してきました👼