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正しい腸活ってどんなもの?【イラストコラム】

「腸は第二の脳」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
腸には脳に次ぐ多くの神経細胞があり、感情にも大きく関わっているほか、脳と密接で、互いに影響を及ぼしあう「脳腸相関」という関係です。

腸内環境を整えるのが大切だというのはかなり前から言われていて、いろんなサプリメントや食事法などが紹介されていますよね。
その中から正しい情報、自分に合った腸活の方法を探すのが重要になってきます。

腸にいいものを摂ってるつもりが・・・

最近ちまたで話題になっているのが、腸にカビが生える!というもの。
検索するとYouTubeなどでよく出てきますが、衝撃的なタイトルやサムネで偏った情報を流しているものも少なくありません。

腸にカビが生えるというのは、主にカンジダ菌が腸内で異常に繁殖している状態を指しているようです。
カンジダ菌の餌になる食品をたくさん摂ることによって腸内環境のバランスが崩れ、体に良くない状態になるわけですね。

腸活に良いといわれている発酵食品や食物繊維の摂りすぎが悪いと言っているお医者様もいらっしゃいますが、何でも摂りすぎればよくないのは当たり前…。それをカビと直結させるのはどうかと思います。

腸に良いものを食べるより前にすべきこと

腸内環境を整えるのにいいと言われている食品も、悪玉菌の餌になります。
せっせと食物繊維やオリゴ糖、発酵食品を食べても悪玉菌に横取りされてしまっては逆効果ですよね。
だったらどうすればいいの?
まずは、腸に悪いものをやめるということです。
・砂糖、人工甘味料
・小麦
・乳製品
・酸化した油
・添加物
・アルコール
・抗生物質
これは多くのお医者様が仰っていますが、特に砂糖と小麦は重要です。
血糖値を急激に上げるという面もありますし、悪玉菌の大好物だからです。
でも、美味しいものってだいたい砂糖、小麦、乳製品、油でできてるんですよね…。
これじゃあ、食べられるものがないじゃん!と、私も思ってました。
でも大丈夫!昔ながらの日本食が一番いいんです。それに、いろんなレシピサイトを見れば、グルテンフリーや砂糖抜きの美味しいレシピが出ています。それもまた今度紹介させてもらいますね。

私の体験

私は今、悪性リンパ腫の治療中で、抗がん剤の点滴を受けています。
病気になってから食の大切さと体をいたわるということを改めて考え直しました。
たくさんの本やネットの情報で「あれがいい、これが効く」なんていう言葉に踊らされましたが、結局のところ、毎日の食事と考え方がすべてだというところに行きつきました。

まずは毎日食べていたパンと砂糖などの甘いものをやめました。
小麦も砂糖も依存性があるとは聞いていましたが、最初は毎朝つらかったです。
甘いカフェオレが大好きで、間食も毎日のように甘いお菓子を食べていたのですが、2週間くらいすると、それほど欲しいと思わなくなりました。
今は、小麦、砂糖類、乳製品、植物油もほとんど摂っていません。
たまに買い物中にお店でいい匂いがすると食べたい欲求が湧いてきますが、スルーできています。
体調面で変わったかというと、抗がん剤の副作用もあるのでそこまでの変化は感じられていません。投薬治療中ではなく普通の状態だったら、もう少し体感できるのかな?とも思います。

自分に合った腸活を

腸内環境は人それぞれ、みんな違います。
乳酸菌だって種類がたくさんあって、合う合わないがあるし、試してみなければわからないところがありますよね。
いろんな情報に惑わされず、その中から何を選ぶのか…面倒かもしれませんが、毎日頑張ってくれている腸を労わってあげてください。

あとは、ストレスを減らすことと質のいい睡眠をとること…
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、よい腸活を!


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ゆりつん
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