私の病院食日記
私事ですが先日2度目の出産を致しました。第一子と同じ公立の病院を利用したので、前回と同じくフランスの公立施設はどんな食を提供しているのか、前回の入院から変わった事はあるのか、比較も兼ねて記していこうと思います。
『記念すべき1食目』
【献立】左から時計回り
-オムレツ、カリフラワーのホワイトソース、パスタ
-パン
-サラダ、ドレッシング
-いちご
-フレッシュチーズ、砂糖付き
【評価】
オムレツの完成度の高さに驚いた初日の夕食。これは中々すごい。
『米の調理加減がアレっ?!の日』
【献立】左から反時計回り
-パン、クルトン入りサラダ、ドレッシング
-桃味ヨーグルト
-チリコンカルネ、ラタトゥイユ、ご飯
-りんご
【評価】
あれ?ご飯の真ん中辺りがなんか変です。
拡大してみます。
うん、米が半透明ですね。調理不足ですかね?それとも干からびたのでしょうか?
もっと拡大してみました。はい、変なの決定ですね。
【評価】
半信半疑のこのご飯でしたが、驚く事に割と気にならず、そういう硬めの米なんだと普通に美味しくいただけてしまいました。何ならこのチリコンカンと相性バッチリ。早くも病院食慣れして来た模様です。
『インゲンの調理加減がクタクタでない事を祈った日』
【献立】左から反時計回り
-きのこソテーとオムレツ、マッシュポテト、平たいインゲン
-パン
-ビーツ、お馴染みオレンジ色のパッケージのドレッシングと一緒に
-フラン(プリンタルトを合わせた様な物)
-チーズ
【評価】
ビーツとフラン以外完食。手作りスイーツは甘過ぎていただけません。
こちらの食堂料理にありがちなクタクタ調理ではなく、インゲンに食感が残っていた事に嬉しい驚き。
『人参の量に驚いた日』
【献立】左から反時計回り
-クスクス、ピーマンの肉詰め、にんじんソテー
-お馴染みパン
-サラダ、お馴染みドレッシング
-フレッシュチーズと洋梨コンポート
【評価】
肉詰めが割と美味しくてクスクスとの相性がバッチリ。人参は苦手な柔らかめソテーでしたが、思いの外食べれました。
『デザートが2つあることに驚いた日』
【献立】左から反時計回り
-レンズ豆と野菜の煮込み
-毎度お馴染みパン
-レギュラー間違いなしドレッシングときゅうりの薄切り
-キャラメル味のムースというかクリーム
-フレッシュチーズあんず味
【評価】
レンズ豆がしっかりとクミンで味付けされており、若干苦手。デザートのキャラメルのようなものの甘さに衝撃を受ける。
『カレーの匂いで食欲が出て来た日』
【献立】左から反時計回り
-オレンジ
-レタス、毎度お馴染みオレンジのパッケージドレッシング
-マルティニーク風チキンカレー、ご飯、クタクタズッキーニ
【評価】
チキンカレーはインドと日本の間という感じで、少し冒険のある日本のカレーといったところ。中々悪くないです。
『ドーナッツがデザートって斬新な日』
【献立】左から反時計回り
-豚肉、にんじんのソテー、ジャガイモとクリーム
-お馴染みパン
-赤キャベツのマリネ
-ドーナッツ
-エメンタールチーズ
【評価】
ジャガイモとクリームが美味しくて、お代わりっ!って思わず言いたかったです。さすが、フランス。
『サーモンのラザニアに期待感と不安感があった日』
【献立】左から反時計回り
-パン
-角切りビーツ
-バナナ
-ヨーグルト✖️2
-クッキー
-サーモンのラザニアとぐったりほうれん草のソテー
【評価】
デザート多めですが、おそらくおやつを貰い忘れていたので、その分も持って来てくれたのでしょう。ラザニアは最初は良かったのですが、食べ進めて行くとフランスでありがちなナマ臭さが気になりました。これは下処理問題ですね。
【総評価】
3年前の入院食から比べて味は確実に向上。以前のブログを見返してみると文句ばかり言っているので、今回とは大違い。恐らくこれは料理人を変えたのではないでしょうか?!
公立でこのレベルなら中々良いと思われます。
ただこの期間に夫が買ってきた近所のパン屋のバゲットのクオリティに改めて驚いた事は間違いありません。そりゃぁパン屋のパンのほうが美味しいに決まってます。
この前回のノートを読むとパンの見た目が全く違いました。少しながらも向上の努力が見られます。パン屋には劣るとも3年前には劣っていません。
番外編ですが、病室にて妊娠中には食べれなかった生ものを頬張らせていただきました。妊娠中は寿司の夢ばかり見ていた私。
ちなみにここのお寿司屋さんはまぁまぁ美味しいのですが、アボカドとカニ?だけはどうも頂けません。
とにかく念願叶って寿司をほおばれた私、脳も胃も安心致しました。
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