「誰もが自分の時間も持てる働き方への改革を」 今日のゆりりん2020.12.15
「誰もが自分の時間も持てる働き方への改革を」
今日のゆりりん2020.12.15
(写真)うちの畑のねぎ2020冬
コロナはチャンス!
楽しく仕事していますか?
特定社会保険労務士
西垣裕里(ゆりりん)です。
今日は、
「サイクリングの旅 しまなみ海道を駆ける」
NHK Eテレ ドキュメント72時間
2020年12月11日放送
<引用/気になったキーワードなど>
・仕事は、楽しいというより神経を使う。時間どおりに、または客のクレーム対応に。先のことを考えないためにサイクリング
・仕事仕事で後悔
・会社を辞めて日本を歩き旅。あれこれくれたり、励まされたり役立っている感あり。
<視聴して考えたゆりりんコメント>
尾道からのしまなみ海道は、
行ってみたくて、
まだ行けていない場所。
憧れとともに観た。
いいところですねえ。
行ってみたいですねえ。
下り坂が怖いので、
ドライブでもいいかなとか、
いや景観を楽しむなら
サイクリングでしょとか、
あれこれ妄想しながら観ました。
ゆりりん社会保険労務士事務所は、
Zoomで全国対応しておりますので、
ぜひお問い合わせください。
さて、
この番組のいいところは、
いろいろな人生があって、
それでいいんだなと思えるところ。
もちろん、
そう思っているひとが
インタビューに応えていると
思うのだけど。
インタビューの内容から
考えたこと。
相変わらず、男性は仕事ばかり。
「女性も仕事ばかりしているじゃん。」
といつかの勉強会で反論されたこともあるが、
仕事の楽しいところは、
対価と評価があるところ。
がんばればそれなりに
評価してもらえるところ。
それなりにというのが課題であり、
まだ問題解決に道は長い。
それでも、
家事育児は、誰からも評価されない。
「見返りを求めないものこそが」
という綺麗な言葉で胡麻化され、
反論すらできない。
それでも生活力があることは大事。
「力」だから、
訓練すれば伸びていく。
女だったら誰でもできるものではない。
なぜなら、
介護の社会化として
施行された介護保険によって、
様々な介護の資格ができて、
介護サービスも充実してきた。
介護保険は改悪の繰り返しであるが、
それでも無資格で就職し、
キャリアアップできる仕組みもできた。
にもかかわらず、
資格取得によって給料が上がらないのは、
ケアワークそのものの価値が低く、
資格を活かしきれていないから。
誰にでもできる仕事ではなく、
専門職の仕事であるという認識が必要。
かつ、
誰もが当事者となる可能性があるからこそ、
専門職独占や
専門職に丸投げすることはやめたい。
あと忘れてならないのが、
福祉施設の事務職。
現場職員に求められる能力とは違うが、
きちんと事務仕事ができるひとの存在は大事。
同一労働同一賃金を考える際、
やはり同等の価値を考えるべきです。
そして、
所定労働時間に仕事が終わり、
定時に退社できて、
パートタイマーでも
責任ある仕事を任せてもらえて、
(責任の押し付けではなく)
同一労働同一賃金で
ジェンダー平等であったら、
どんなに働きがいがあるだろうか。
コロナをチャンスに、
誰もが自分の時間も持てる働き方への改革を
しませんか?
そして、
働く意欲のある潜在ワーカーの活躍のために、
所定労働時間に仕事が終わる働き方の改革を
同一労働同一賃金、
人事評価制度、賃金規程とともに
見直しませんか?
雇用調整助成金の申請の際も
勤怠記録とか給与明細書が
きちんとしていると
申請がスムーズです。
コロナを機に
日頃の労務管理の見直しを
お勧めします。
お気軽にお問い合わせください。
このコロナ第3派を
何とか乗り切りたいものです。
雇用調整助成金を活用して
雇用維持努力をしても
優秀なひとは他者へ再就職するという
ジレンマもありますが、
これまで
雇用調整助成金を活用するまでもなかった事業者も
この第3派も大丈夫とは限りません。
コロナは災害。
企業は人なり。
活用できるものはしっかりと活用して
踏ん張りたいところです。
特例措置も来年2月末まで
延長になりました。
最後に、
小学校休業等対応助成金の
事業主の申請期間の延長を
希望します。
また、
労働者個人申請できるよう政府へ求めます。
学校さえ休校にならなければ、
仕事を休むこともなかったのに、
賃金減が自己責任で終わることには
反対します。
ゆりりん社会保険労務士事務所
SDGs 目標5
「職場のジェンダー平等を実現」
特定社会保険労務士 西垣裕里