ストレス下で判別する愛着タイプ
愛着タイプはストレス下での反応の違いで判別できるという研究がある。
保護者に十分な愛着を持った赤ちゃんは、泣いて保護者の庇護を求める。
過度に泣くことはなく、リラックスした様子に見える。
保護者への愛着が不十分な赤ちゃんは、激しく叫んだり泣いたりして保護者の庇護を求める。ただし、同時に保護者が何かしようとすると拒否することもあり、矛盾した行動が特徴的。リラックスした様子には見えない。
保護者への回避型の愛着をもった赤ちゃんは、ストレス下でも泣くこともないし、叫ぶこともない。保護者への庇護を求めない。一見、全く動揺しておらず大丈夫なように見える。しかしながら、その後のストレスホルモンの検査で大量の分泌が見られる。全く大丈夫な状態ではない。
一見大丈夫に見える人ほど、実は一人で抱え込んでいたり、誰にも言えない状況にある。彼らにはより丁寧に目を注ぐこと。周りの助けを求めているか、よく観察すること。
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