自分のメロンを丸ごと息子にあげる夫
北海道のひいおばあちゃん が毎年美味しいメロンを送ってくれる。最近の息子の楽しみは甘くてジューシーなメロンを食べることだ。
今朝も朝1番に「メロンが食べたい」というのを何とか気を紛らわして、朝ご飯を食べ終わってからデザートの時間に食べた。
息子は自分の分をペロリと食べて、「お父たんの分食べていい?」と言いながら答えを聞く前から夫のメロンに手を出していた。
「お父たんの分なくなっちゃうからちょっとだけね」と私が言うと、夫は「いっぱい食べていいよ」と言ってほとんど丸ごと息子にあげてしまった。
夫もメロンは大好きだ。
愛だなぁ。
そんなことを思った休日だった。
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このnoteは深夜3時に書いている。なかなか寝付けなくなったので、日頃書けないようなことを書いてみよう。
子どもが生まれてから、夫との会話は子どものことが中心だ。
出かける前のハグや寝る前のハグも、2人の習慣から無くなりつつある。
あんなに私の日記の中に登場していた夫とのエピソードも登場回数はグンと減り、今では息子一色だ。
夫も同様で「ただいま」の瞬間も「行ってきます」の瞬間も視線と手を差し出す方向も、息子の方に向かっている。
3人でお出かけする時は、いつも息子が真ん中で、私たち夫婦が直接手をつなぐことはほとんどなくなった。
別にそれが嫌とかではなくて、
息子を中心とした生活は楽しくて幸せだ。
だけど、夫のこともとっても大切だから、
大切にしていきたい。
◆
夫は家族への愛を行動で示してくれる。
冒頭のメロンの話もそうだ。
息子の妊娠がわかった時から「妊娠ダイアリー」と言われるお腹の赤ちゃんの成長がわかる日記には、私と同じように毎日目を通してくれたし、一緒に日記を綴ってくれた。
私の体や心の変化をいち早く理解してくれた。
お腹で赤ちゃんを育てているのは私だったけど、一緒に育ててると実感できたし、孤独感を感じることは一度もなかった。
家事は私以上に毎日テキパキこなし、洗剤やトイレットペーパーのストック状況を常に把握しているのは夫だし、調達から補充まで完璧にこなしてくれる。夫のおかげでお布団のカバーやシーツはいつもピカピカだ。
息子のことが大好きな夫は、毎日肩車をしながらお散歩にでかける。息子が車を好きになったのも夫との散歩がキッカケで、車をテーマにした自作のオリジナルソングを2人でよく歌っている。
「お母たん、ベンツの歌を歌って」と息子から言われるが、その曲を全部知っているのは夫だけだ。
私は気にしぃの性格なので小さいことでクヨクヨしたりするが、夫に相談するとケロっとした様子で相談にのってくれるので、いつも気分が軽くなる。
時々私の代わりに毒もはいてくれる。
夫はいつも明快な考えを持っていて、とても明るい。
私が毎日を楽しめているのは、間違いなく彼のおかげだ。
大切な人を大切にするぞ。
いつもありがとう。
サポートいただいたら息子とのお出かけに使いたいと思います、そしたらまた絵を描きたいと思います✨