平安神宮〜紅葉レポート&絶品コロッケランチコース〜
東山エリアのシンボル「平安神宮」へ紅葉を見に行きました。ひっそりと端っこの方に入り口のある神苑にはじめて入ってみましたが、お庭は広く、人は少なく、紅葉は見頃とまさに穴場。静かな京都観光をしたい人にお届けしたい紅葉スポットでした。
本日の観光コース
9:00 東山駅
9:30 平安神宮
11:00 蔦屋書店
12:00 ランチ
13:30 南禅寺&永観堂
17:00 ホテル
今回は天気が崩れてきたので、ランチをして帰宅。しかし気づけばこのエリアには何度も足を運んでいて手持ち情報がたくさんあるので、合わせて紅葉巡りに役立つスポットを紹介していきますね。
9:00 東山駅
東山駅から地図を頼りに平安神宮へ向かいます。徒歩5分くらいなのでどのルートで行ってもいいですが、おすすめは”白川沿いの道を歩く”こと。川のせせらぎに癒されながら歩いてると、抜けた先にどーんと巨大オブジェクトが出現します。
大鳥居というだけに大きいですねぇ〜。でも写真だとあまりその巨大さが伝わらないので、実際近づいてみるとこんな感じ。
ちょっと伝わりましたか?この鳥居をくぐって真っ直ぐ歩いていけば目的の平安神宮本殿に到着です。
9:30 平安神宮
こちらが有名な平安神宮への入り口「応天門」。こちらも負けず劣らず巨大なゲート。このご立派な門をくぐると…すこーん!と真っ白に光るお庭が眼前に開けます。
平安神宮というのは、京都に遷都した超本人「桓武天皇」をお祀りしている神宮。だそうですが、建立は明治45年(1912)と比較的新しいです。
キレイすぎて個人的には巨大レプリカにしか見えません。「深淵で厳かなる神の気が…」のような神社とはちょっと違いますが、いつ行ってもウェルカムなオープンな雰囲気です。
神苑
そして今回の目的は「神苑」です。目立たない入り口がぽつっと横のほうにあるのでスルーしがちですが、なんと10,000坪もの庭園が拝見できるそうです。
ということで、わたしも今回紅葉を見るためにはじめて入ってみました。
紅葉名所というほどもみじだらけの庭園ではありませんが、むしろ植物園のような爽やかな空気が清々しいお庭です。池を眺めるちょっとしたお茶処もあります。
若かりし頃は東京都心のチェーン店のカフェでとりあえずお茶、みたいな生活をしてましたが….こんなところでゆったり語り合いながらお散歩するようなデートの経験でもあれば、また違った人生を歩んでいたかもしれません。
なんにせよ、昔の平安貴族はいかに優雅に遊べるかに人生を賭けていたそう。そのため優雅な庭園や京文化が生まれたそうな。うらやましい限りです。
11:00 蔦屋書店
たっぷり目の保養をしたところで、岡崎エリアに来たらみんなが立ち寄るであろう「蔦屋書店」へ向かいます。
スタバと一体型店舗かつ岡崎公園という広場隣接。なので、テラス席がたくさんあります。どこも混雑しきりのスタバですが、意外とすんなり座れることが多いので重宝する場所のひとつです。
すっかりクリスマスモードの店内でしたが、わたしを呼んだのは怪しげなインドの秘伝本。お気に入りのチャイティラテゼンブミルクを片手にしばし読書に浸りました。愛すべき、わたしだけの時間。
蔦屋書店ではちょっとした京都っぽい小物土産も扱っているので、観光の方も楽しいと思います。テラス席がいっぱいだったら、上の階に広々とした別のお洒落カフェもあります。
12:00 ランチ
この岡崎エリアは、数えきれないほどの小洒落たレストランが点在しているグルメ激戦区。どこに行こうか毎回迷うのですが、今回はコロッケとワインのお店「NISHITOMIYA」さんに伺いました。
期待高まるコロッケ。2種類選べたので「ブルーチーズ」「タコとガリシア風」の変わり種を。肝心のお味は…ざっくざく&ほっくほく、なのにクリーミィ…!
お酒をやめたわたしですが、思わずワインを飲みたくなってしまう味付け。まさに"絶品おつまみ"と言えるコロッケでした。当然周りはみんな昼から赤いグラスを傾けていましたよ。
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おまけ情報:このあたりの人気店or京都の思い出になりそうなお店をいくつか挙げておきますね。予約が必要だったりもするので、事前に調べて訪問してください。
山本麺蔵
泣く子も黙る人気うどん店。朝イチ電話予約必須。岡北
負けず人気のうどん店。和風の洗練された雰囲気。グリル小宝
洋食行列店。ふわっふわオムライスが看板。セクションドール
タンドリーチキン一本勝負の名店。六盛
京都らしさNo1。華やかな手をけ弁当が看板。
13:30 南禅寺&永観堂
さらに紅葉観光を続けたい方は、そのまま紅葉の名所「南禅寺&永観堂」までとことこ歩いて行けます。
途中には人気の「ブルーボトルカフェ」の京都バージョンがあり、ここの店舗は本当に素敵。さらに湯豆腐発祥の地として「奥丹」などなど老舗湯豆腐屋も点在しています。
そのまま突き当たりに見えてくるのが南禅寺。お寺といえども洋風レトロな水路閣が人気のフォトスポットです。さらに道なりに奥へ進んで、いつの間にか永観堂に到着です。
ここまでぐるりと巡るとけっこう疲労困憊かと思いますので、近くのホテルもひとつ紹介しておきましょう。
HOTEL THE HIGASHIYAMA
東山駅最寄りのわかりやすい立地にある大型ホテル。東急ホテル系列です。
軒並み目玉が飛び出るほどの価格に跳ね上がっている京都のホテルの中で、比較的リーズナブルな予算で泊まれます。それでいて観光には抜群の利便性の高い立地。わたしが利用した部屋からは大鳥居が見えました。
「深まる旅をお届けします」のコンセプトの元、京都らしいふんだんなルームアメニティがうれしいです。
個人的にはこの部屋風呂(ストーンバス)がけっこう気に入りまして、お部屋でじっくりスパ気分を味わいました。明るい日差しが入り込みつつ、すけすけスケルトンでないこの絶妙さ。アロマを数滴垂らせば天国へ…。
民宿や別荘タイプの宿泊施設も溢れるほど見つかりますが、特にファーストトリップの方にとっては手頃で満足値の高い宿泊先になるかと思います。
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というわけで今回は以上となります。まだまだこのエリアには報告したいことがありますが、わたしの文章力では散らかるので小出しにしていきます。
そうそう、紅葉シーズンになったかと思えば、あっという間に冬仕込みの寒さに震えています。観光にいらっしゃる方は、もこもこあったかい格好で来てくださいね。